今日は木曜日で、朝と夕方の通勤時間のみ雨予報ではあるが、これはいつもの嫌がらせであり、「あなたが通勤する時間だけ雨が降って、通勤時間以外は晴れますよー」という雨降る詐欺にはひっかからないという金田一青年でも見破れないであろう裏読みをしてロードバイク通勤をすることにした。
外に出ると確かに曇り空が広がっていて今にも雨が降りそうな雰囲気。しかし騙されませんよ。仮に行きは多少の雨が降ったとしても帰りは降らない。仮に天気予報を信用して車で出掛けたとしたら、帰り道は全く雨が降らずに、やっぱりロードバイクで通勤しときゃよかったよという残念な結果になるのが目に見えているのである。
どうして雨に対して、そこまで敏感になるかというと、私のSuperSixEvoに履かせているホイールはカンパニョーロのZONDAという安物ホイールなのだが、この安物ホイールのハブをノングリス仕様のCLUTベアリングに交換をしていて、このCLUTベアリングが水に弱いのである。浸水してしまって放置をするとベアリングが腐食しやすいらしく、それはもう大惨事になるらしい。浸水したらハブを全バラしてパーツをひとつずつ吹かないとダメーという知識だけは持っている。
CLUTベアリングに交換したのはショップ任せになっていて専用工具を持っていないから、仮に浸水してしまうと専用工具で約2万円の出費になってしまい、ショップにオーバーホール扱いになる全バラ清掃なんて発注したら、いくらお金がかかるかわかったものではない。そんな理由から雨を嫌っているのだが、途中で多少のパラついた雨が降ってきたが、多少の雨では問題ない。路面が完全に濡れてしまいドバドバ雨が降ってきたらアウトだが、肌感でポツポツきたなぁくらいであれば大丈夫だろう。
それと今日もかなりの強風で行きは、そこまでではなかったものの、帰りは鬼強風MAXで、横風が左右から吹き荒れていた場所では完全に風に煽られまくって真っ直ぐ走れなかったり、ロードバイクごと身体をもっていかれたりしたな。国道を走っていたから危険である。それと橋の上も、かなりヤバくて霞ヶ浦一周しようと思ってあまりの強風で100kmで断念した時とよりかは強くはなかったから23km/hを下回る事はなかったのだが(霞ヶ浦の時は14km/hくらい)吹き荒れる風で翻弄されたのが怖かったな。しかも不思議な事に、どの向きで走っていても常に向かい風しか吹いてこなかったし。おかげで帰り道は約500kcalものエネルギー消費をすることができ、案の定、雨もふらなかった。やや危険ではあったが、運動にもなったしとても楽しかったな。
会社に到着してからは、珍しく細々したタスクがなくフリーな状態。なので、昨日の続きである本来やらなければいけない仕事を進めることができ、今日もそこそこのデータを作成して進捗することができた。最後の最後は計算式が難解で、こりゃあじっちゃんでも解けない謎だろ!と思って明日にでも先送りをしたが、それでも多くのデータを作成と修正することができた。
のだが、夕方になってまたもや会社のお客さんからトータルして5案件の依頼が入ってしまい、手持ちゼロで本来やらなければいけない仕事を集中して作業できたのは賞味2日で終わってしまった。一夜城かよ!一夜城というと、未だに戦国対戦の初期SSの羽柴秀吉のイラストしか思い出せないな。初期SSのまつと組み合わせてよく使っていた思い出。
細々したタスクを放置したくはないから、バランスをとりながら作業予定を計画して手帳に落としてこんでおいたから、やり忘れはないだろうけど、本来やらなければいけない仕事の手は再び鈍くなるだろうと予測。
昼間に湯島神社?の毎年恒例の梅の写真をLeica M3にSummar50mmF2.0を装着して、フィルムはILFORD ORTH PLUS iso80が入ったカメラを持っていった。またモノクロかよ!
でもiPhone13ProMaxを使ってカラー写真も40枚くらい撮影しておいた。私の予想では昼間は曇るだろうと思ってSummarにしたのだが、めっちゃ晴れていて主に使った絞りはF6.3ばかり。なので、仕上がりはかなり濃い写真になるであろう予想。天気もよくて暖かくて昼間という条件だったから人も多く、写真を撮影すると必ず誰かしらの人間が写りこんでしまう状態だったが、別に作品を撮影しに行っている訳ではないから、人が入ろうとバストショットになろうと構わずにシャッター切った感じ。真面目に撮影したい時は早朝にでも訪れれば自由に撮影できるであろう。
世間一般的に、写真ってスマホ以外で撮れるの?と疑問に思う時代にダジイチで撮影をしていた人もいたな。メーカーまでは見えなかったがどうせSonyでしょ。レンズも黒くて何だかわからなかったが、ピントが合った時に電子音が聞こえたからオートフォーカスでいい感じに撮影ができていたのだろう。そんな中、私は相変わらず銀色の武骨なLeica M3を慣れた手つきでダブルストロークをして素早いピント合わせからのカチンという機械音を鳴り響かせシャッターを切る。しかもモノクロ!うーん時代遅れ。
レンズも沈胴式だから、撮影する前に引き出して少し捻ってロックをしてから非常に回しにくい絞りリングを回して被写体までの距離を予測して目測でレンズレバーを設定距離まで回す。念のためにファインダーを覗いてピントが被写体に合っているかを確認し、スマホの露出計でシャッタースピードを計測して本体上部のシャッタースピードダイヤルを回し、これでようやくシャッターを切ることができる。手順は非常に多いのだが、慣れると流れるような動作で素早く撮影することができ、完全に物好きな奴しか使わない骨董カメラスタイル。所有しているレンズはマニュアルフォーカスのレンズしか持っていないから、マニュアルフォーカスが当たり前の生活をしている私にオートフォーカスは無用で面白くないレンズなのである。
先日に羽生市スナップショットをして、今日に梅スナップをして、それ以前にも何かしら撮影をしたが、何を撮影したのか全く覚えていないILFORD ORTHO PLUSのフィルムを使い終えることができたから近々、現像をしようと思うのだが、いつにしようかな。36枚撮りのフィルムの割には36ショットするのに数ヵ月はかかり、下手をすると半年くらいカメラに入りっぱなしになることもある。デジカメであれば36ショットなんて下手をしたら3分くらいでしてしまうのに、フィルムとなると駄作を撮影したくないとか、この程度の被写体であればスマホで十分だとか、なかなかフィルムで撮影するタイミングはないのだが、行ったことがないような土地(特に観光地)へ行けば、あっという間に数本のフィルムを消費することになるのかもしれない。
伊豆大島に行った時は2日で3本のフィルムを消費したから、もう少し暖かくなったら日光市にでも観光に行きたいな。
ロードバイクで約500kcalを消費して自宅に帰ってきた後に、Fitboxing2で400kcalオーバー消費してプリズナートレーニングもこなしておいたから、昨日に食べ過ぎてしまい若干増えてしまった体重も元に戻るであろうという期待。運動を多くできてよいのだが、その分、創作活動の時間がとれずに何一つ作品が進んでいないというジレンマ。いずれにしても、やりたいことが多いという事は私にとっては良いことである。