今日は金曜日で、あっという間に週末になってしまったような感覚。
月曜日以降は比較的、仕事に集中していたから日にちが経過するのが早く感じたのかもしれない。もしかしたら、私の周りで毎日仕事を集中して行っている人の一週間の感覚は早いのかもしれないな。
1日に色々な事をやろうとしていると不思議と日にちの経過が遅く感じてしまい、時間の進み具合は絶対に変わる事がなく、あくまで体感している時間という事になるから、好きなことをたくさんやって時間の経過が遅く感じている方がお得なんじゃないかな?という、恐らくは間違っているであろう持論。
今日は金曜日なので車出社をした。明日の個人事業の仕事をするために前日にあらかじめ購入しておいたノートパソコンを持ち帰らなければいけないのである。車の中では軽くギターを弾いたり、カラオケなんかをして通勤をした。
会社に到着してからは、いつも通りに手帳の整理やらブログなんかを執筆してから作業に入る。
昨日までは、細々したタスクも無く、本来やらなければいけない仕事をノリノリで進めており、かなりややこしい計算式が加わる部分で一段落をつけてから、またもや細々したタスクが6案件も入り、本来やらなければいけない仕事を中断して、今日で4案件は片付けようという計画をたてていた。
で、同じ会社から4案件ものタスクが入っており、とりあえず4案件を片付ければ、ひとつの会社からの依頼案件を片付けられることになり、少し整理しやすいぞ!という考えで、ササッと終わらせようと着手すると同時に、その会社の担当者から電話がかかってきた。
その担当者、人は悪くもなく、直接会ってもいるからどんな人かもお互いわかっていて、悪気があって言っているのではない事は十分に理解をしているのだが、前回もしくは前々回か、もうね、色々なところから色々な依頼があって、特にお前の会社からは常々、3,4案件くらいドバッとメールでデータを押し付けてきやがって、しかも不明箇所が多いから私の独断や偏見なんかでデータを埋めてしまう箇所もあり、いつしか渡したデータでこちらでは判断できない部分を項目だけ埋めて中身を入れずに渡したデータがあった。まぁ、ここの会社だけは元のデータが不明瞭なものばかり送ってきやがるから、どうしても抜けのあるデータを渡すことが多く、あとはそちらの判断で入れて埋めておいてくれという対応をすることが多い。その埋まっていない部分の説明を電話で私に伝えてきたのである。
もちろん、相手の担当者は怒ってもいないしイライラしているわけでもなく、調査した結果、こういう工程とこういう作業とこういうものを使って、データはネットで調べた数値の2割増しで、それらを追加してデータを再び渡してくれという内容だった。別におかしな点はない。
こちらで判断できなかった箇所に追加すべき項目をタラタラと説明してきただけである。が、まず、それがどの案件だったのか。毎月20案件近くメールで送ってきやがって、内容はどれも似たようなものばかり。その1案件だけが特殊な案件だったなら私も少しは覚えているであろうが、毎回似たような案件と似たようなデータを送りつけているから、その担当者が言っている案件がどれだったのかなんて把握をしているわけではないのである。ましてや、私は君の会社の社員でも何でもない。データを渡した時点で私からデータが離れ、あとはそちらの判断次第でどうにでもデータをいじってくれというスタンス。
どの案件でしたっけ?と間抜けな事を聞いても、どこどこのあれですよーなんて普通に答えてくれたのだが、その案件自体をやっただろうか?というような始末。保存してあるデータも大量で、しかも似たような案件名ばかりで何がどれで、元資料もメールを大量に送りつけてきやがるから、その案件依頼のメールすらどこに入っているのか検討もつかず、もちろん言葉には出していないが「あーーーっ!面倒くせぇな!!」という状態になってしまったのである。
相手に悪気はない。業務のなかの一環として不明瞭な箇所を調査して、そのデータを入れてもらいたいだけだから、私にその情報を連絡してきただけである。しかし、だがしかしだ!お前の会社から新たに4案件も送りつけてきていて、それを今からやってやろうという気持ちでいたのに、そんないつやったか覚えてもいないし、今日片付けようとしていた4案件の前に、私が過去に作成したそのデータを探して、大量に口頭で伝えられたデータをある程度調査して再び入力をしてデータを渡さなければいけないのである。
そんな手間のかかる作業をした後に、メールで押し付けるように送ってきた4案件をやれるだろうか?しかも今からやろう!と意気込んだ瞬間に出鼻をくじかれた状態で!ストレートでトドメをさそうと全力で拳を振りきろうとした瞬間に、相手のジャブがカウンターで私の顔面に当たり、尻からダウンしたような気持ち。もちろん起き上がることなく、尻餅をついて何が起きたか全く理解できないまま10カウントしたような状態になってしまい、この時点で今日のやる気はゼロ。
まだ朝の10時くらいだぜ?これが夕方とかであれば、退勤時間まで僅だからまぁいいかとなるかもしれないが、昼前には、私のやる気は完全にゼロになってしまったのである。とはいえ、電話で伝えてきた内容は当たり前だが(何の案件で何を言っているのかよくわからなかった)メモはとってある。訳がわからず頭が混乱した状態で書き取ったメモである。仮に月曜日でいいや!と投げてしまうと、月曜日にメモを見たときに完全に何のことだか理解ができなくなっているだろう。いくらなんでも、それは酷い対応だと思い、今伝えてきた案件だけはメモをした記憶が鮮明なうちに対処してしまう事にした。
どの案件の事を言っているのか、朧気にはわかったし言っている内容はもちろん理解できている。メモを取り、担当者が言っていた言葉が記憶にあるうちにやっておかなければ余計に面倒になるのがわかっていたから、メールを掘り返し、データを掘り返して、どの案件の事を言っていたのかを突き止めることができ、そこまでいけばデータを追加するのは、そこまで面倒ではなくネットで調査しなければいけない項目も、最後の気力を振り絞り、データを完全に完成することができた。
もちろん作成したデータは渡し忘れないように素早くデータを送信して過去の案件を完全に決着をつけることができた(個人的には中途半端でもデータを渡した時点で完了扱いにしているのだが)。が、もちろん午後は全くなにもする気が起きず。
ゲームブックのマップやら迷惑をかけすぎた超変態やら、ゲームブックのイラストやらも全くやる気がおきず、インターネットでレンズやら文房具なんかの調査をダラダラしていたが、15時くらいになるとようやく少し動き気力が戻ってきて、昨日も訪れた湯島天神にX-E1に久しぶりのCa-Ni ARTレンズを装着して散歩しに行くことができた。昨日も梅の写真を撮影しに訪れたのだが、iPhone13ProMaxとLeica M3で撮影して、それなりに楽しめたのだが、こういう時でしか出番がない、友達から借りっぱなしのCa-Ni ARTレンズを持ち出すことにした。
以前にも少し紹介をしたような気がするが、Ca-Ni ART50mmF1.4レンズは、筐体はNicon NIKKOR-S.Cで、マウント側は何故かCanon FDマウントになっている。というのも、作成者曰くNikonのレンズにCanonのレンズを合体させたという魔改造された、まるでショッカーに改造人間にされてしまった仮面ライダーのような感じで、あってはならない事をしでかしてしまったレンズなのである。シングルコートのNikonのレンズにCanonのレンズを(確か逆につけたとか書いてあったような・・・)合体させることで、いい感じのソフトフォーカスぶりを発揮したらしく、それはもう、ピントがどこに当たっているのか全くわからない、ふんわりした写真を撮影することができる謎レンズなのである。
Leica Summilux35mmF1.4 2ndとは異なった収差なので、レンズは完全に使い分けることができ、FD-LM変換リングが最初から装着されていてM型Leicaでも使うことができるのだが、ピント連動していないから目測で撮影をしなければいけなく、正直な話、絞ってしまうとレンズの特徴がいかせず、絞らないと絶妙なピント合わせは不可能であり、よってEVFがついている富士フィルムX-E1を使わなければいけないという結論に至るのである。FD-LM変換リングにLM-FX変換リングをさらに咬まして使用。APS-Cな事を忘れていて、50mmってこんなに画格狭かったかな?とかアホな事を考えてしまうというAPS-C嫌いを発揮した。今日も天気はよくて、湯島天神で梅の写真を絶妙なソフトフォーカスで撮影することができ、いつかはソフトフォーカス専用の写真作品集を出版しようかなーと考えている。今日も猿まわしの大道芸をやっていて、今日はいい感じで猿を撮影することができたのだが、ソフトフォーカスで撮影するのはちょっと違うなといった感想。ポートレートならいいと思うんだけど、全体像というか証拠写真的な感じで撮影する場合には、あまり使えないように思えた。
夕方に会社に戻ってきて、そういえば数日前に断線したライトニングケーブルから煙があがって危険な目にあったことを思いだし、再び会社を出てあきばおーへライトニングケーブルの買い出しへ。他に面白い目玉商品は無いかな?と見てみるも、他に欲しい商品はまったくなく、無駄に光るゲーミングキーボードが安いかなといったくらい。要らないから買わないけどな。中華製のぶっとい3mのライトニングケーブルを購入した。いつもであれば160円くらいのデータ通信ができない充電専用のライトニングケーブルを2,3個購入するのだが、すぐに断線するし短くて使いにくいから、やや値段ははるが(900円)いかにも断線しなさそうで、しかも長いケーブルにすれば充電しながら快適なスマホライフを会社で送れるであろう期待をして購入してみたら、かなりいい感じで充電しながらスマホを操作することができるようになった。
私のやる気がいつ回復するかは自分でもわからないが、来週あたりからボチボチやってみようかなぁ?という感覚。結局のところは私の我儘というか気分次第という信じられない事をやってのけた1日だった。