今日は火曜日で本来であれば出社日なのだが、今日は祭日で休みである。
それでも朝5時起床からの手帳整理をして早めの朝食を作り、いつもの生活スタイルを変えないようにしている。今日は正直なところ、迷惑をかけない超変態を一気に畳み掛けて終わらせてしまうか、もしくは先月に悔しい思いをした霞ヶ浦一周を遂げるかの2択でかなり悩んだ。
今月の目標設定には、しっかりと霞ヶ浦リベンジするという行動目標が記されていて、今やらなくていつやるの?今でしょ!という、もうすっかり世間の記憶から消し去られたキャッチーな言葉を思いだし、今日は雨も降らなそうだから、やはり今日でリベンジを果たすかという行動をすることにした。
そうなると速やかに行動する必要があり、朝食を終えてすぐさま支度を整えてロードバイクを担ぎ、車に搭載して土浦へ向かった。
気合いの入っている人は東京から自走して霞ヶ浦を一周して自走で帰ってくるという超人変人技を使う人もいるみたいだが、今の私の脚力でそんな荒業ができるわけもなく、いつもの道の駅まで車で移動して現地出発することにした。
朝はたいして渋滞をしておらず、呑気にひとりカラオケをしながら移動して霞ヶ浦の道の駅に到着したのが丁度9時くらい。丁度、一ヶ月前の今日に霞ヶ浦一周を目論んだが、あまりの強風に進みが悪く、一周する頃には陽が暮れてしまい危険という判断から50km地点で引き返して往復で100km走っただけで終えてしまったリベンジを今日で払拭する。
会社が休みの日に、わざわざ遠方まできて、恐らくはほぼ1日がかりで苦しい思いをしてまで自転車に乗る意味がわからないという人は多いかと思われる。特に私のスタイルは都内の通勤スタイルでストップゴーが基本であり、あくまで短距離勝負に強いだけで、さらにその短距離もロードバイクとホイールの性能がいいだけであり、乗り手である私の能力は決して高くはない。なので私の脚力増強とスタミナ増強と無駄にカロリー消費をして痩せるというのが目的で訪れている。
何回も来ているし、走行中の撮影はスマホだけでいいかなぁ?と思っていたんだけど、やっぱりカメラがあれば・・・と後悔したら嫌だからLeotaxにTopcol Sを装着したカメラをリュックへ入れておいた。結果、持っていってよかったんだけど、まだフィルムを使いきれていないから現像は先になり、何を撮影したか覚えていなくらいに現像するのがフィルムの楽しみかたのひとつでもある。
熱くもなく寒くもなく、最初は風も弱くて「こりゃあ最高!」とか思って調子をこいて走り、北浦部分の出っ張った33kmを走り終え、ようやく本線に合流した地点で、雲が重なり陽が隠れてしまい、やや天気に難が出たかな?と思ったが、この時点では無風で波ひとつ立っていない霞ヶ浦一面に一面の厚い雲が反射して、幻想的というか何度も訪れてきたけど、こんな景色見たことないくらい映え写真を撮影することができた。ある程度の速度で走り切って、さっさと家に帰りたいなとは思っていたけど、途中気になるところの写真撮影も積極的に行っていきたいなという気持ちもあり、なるべく早く走って気になるところも立ち止まって撮影していくスタイルにすることにした。
しかし、少し進んでいくと風が吹き始めて、一ヶ月前のように15km/hくらいしか速度が出せないくらいの強風まではいかないが、23km/hくらいしかスピードを出すことができず、またかよ!と少し腹をたてる。途中で、4人組の(引っ張っていなくてバラバラだった)エアロロードにディ^プリムホイールを装着してDHバーに両手を乗せて漕いでいる連中に余裕で抜かれ、またエアロロードかよ!と思ってしまった。やっぱりエアロロードにディープリムにDHバーが最強なのだろうか?しかし、今の私が乗っても脚力が貧弱だから今と変わらないのではないだろうか?という疑問もある。服装はラフで風の影響をモロに受ける服装だし、靴はスニーカーだしクソ重いリュックも背負っているから、あまり意味ないんじゃないかな?と少し思うけど、乗ったら乗ったで「これ、スゲー!」とか言い出しそうな気もする。早く自宅に帰るには速いに越したことはないのだが、果たして今の私の能力で乗りこなすことができるのだろうか?むしろ、今乗っているEVOをもっとメンテナンスしてあげて大切に乗ってからでもいいんじゃないだろうか?くらいの感覚。
ためしにDHバーを着けるとどうなんだろう?とポジションだけ変更してみると、なんかものすごく楽そう。ダウンハンドルを握るよりも体勢は楽だしケイデンスも上がるし速度も上がった。
スタートして、まだ50kmも走行していないのにフラフラと23km/hくらいで走行していた速度が27km/hくらいまで戻すことがきた。エアーDHバーではあるがポジションの位置を真似しただけでも速度が上がる事に驚いたな。その後も他のエアロロード2台に抜かれているし、うーん貧脚!と自分の脚の弱さを再認識させられた。でも、その方が鍛える楽しみもあるだろうし、今よりも脚力がついた時の楽しみもあるし、自分の成長を楽しむ方針。仮にだが国道4号線の通勤路をエアロロードで走ると、どんな感じになるのか試してみたいものである。DHバーはさすがに死んでしまうし、そもそも公道で使うものではないからダメだとしても、とても楽しめそうである。うーん、高くて買えないけど欲しいねぇ。
いつものように50km地点でもぐもぐタイム(死語)。出発時に買っておいた5個入りクリームパンを3個食べて少しエネルギー回復。先月は、この地点から逆戻りをして100kmを走行したが、今日は時間もたっぷりあるし、そのまま土浦駅の方へ走り続けた。なんかね、どの方向になってもずっと向かい風のような気がしてならないんだよなぁ。どういう仕組みになっているのかわからないけど、前回も思ったことだけど逆ルートで走った方が断然楽なのではないだろうか?
でも、楽をしたくて走っているわけではなくて、むしろハードモードを好んで走りたいからいいんだけど(実際逆でも同じかもしれないしな)向かい風より厳しいのが、今回コース中に4箇所くらいあったんだけど工事中で迂回路になっている場所があって、短い迂回路で一本道になっているなら構わないんだけど、私のように天然記念物レベルで方向音痴の人には、コースから外れるというのは恐怖でしかなく、単純な道だったとしても方向がわからなくなってしまい、必ずといって違うルートを走ってしまう事があり、本当に勘弁してくれぇ!とせっかく霞ヶ浦を走っているのに、ストレスが溜まるくらい腹がたった。
大きく道を外れて、本当に迂回路があっているのかもわからず疑心暗鬼で進んだり、田んぼ道に出て、路面に小石が転がっていたり、一ヶ所は完全に砂利道になっていてそれが結構長い!EVOで砂利道なんか走行したら秒でパンクをしてしまうから担いで歩かされ(しかも道があっているかわからないという不安もある)本当に腹がたって、二度と走りにこねぇよ!と思ったんだけど、迂回路もあっていたし多分だけど、また走りにくると思う。一時的な感情。
本線の途中でも何ヵ所か案内が消えてしまい、こっちでいいのかな?と無茶苦茶なコース取りをしてしまい、もうね、最初から最後まで青い線を途切れる事なく書いておいてもらいたい。それくらい方向音痴でまるで触覚が切れてしまった蟻みたいな感じで、今、どの方向を向いているのかすらわからなくなり、スマホのマップを見ても、少し歩いて自分がどの方向を向いているか確認しないと現状位置も把握できないくらいの歩行音痴。らんま1/2に出てくる豚になっちゃう男(名前忘れた)異常に方向音痴で、自宅周辺でも歩いたことのない路地に入ると迷子になるレベル。なので、興味のあるブレベにも参加ができない状況。間違いなく200kmのコースを間違えることなく完走するとか不可能な話であり、途中で道がわからなくなりキレて棄権するのが落ちであろう。
午後になると風が強くなり、先月よりはまだマシではあるが午前中よりは確実に向かい風が強くなり、もうね、ペダル回すのが辛い。でも、この辛さを味わいにきているから、あっさり一周してしまうよりかは来た甲斐があるというものである。
100km地点で再びもぐもぐタイム(死語)をとり、残りの2個のミニクリームパンとおにぎりを食べてエネルギー補充。この時点で500mlのペットボトル2本を飲み干し、手元にはペットボトルが1本残った状態。リュックもロードバイクもかなり軽くなり(カメラが重いんだよねぇ)残り約30kmくらいだから余裕っしょ!雨が降ってきそうだからチャチャとゴールして帰ろう。なんて思ってペダルを漕いだんだけど、全然お腹が空いた状態で今食べたおにぎりとパンはどこに入ったの?と思うくらいの激しい空腹感。でも残り30kmだし!と思ったら、上に書いた砂利道の迂回路が出てきてご立腹!
それでも、なんとかゴールすることができ総走行距離は130kmジャストで実走行時間は5時30分。休憩はトータルで30分で、これ合ってるのかわからないんだけど消費カロリーが4000kcalを少し越えていて、何かの間違いではないか?と思っているんだけどGarminとStravaが同じような数値を出していて、いや、こんなにカロリー消費したら死ぬんちゃうの?と疑問に思っている。
道の駅に戻ってきて、例の食堂で山菜ソバを550円くらいで注文。アイスも食べたかったけど、それは甘えであって、今運動した意味がなくなると思い注文をせずにそばのみにしたのだが、出てきたソバが山菜と書かれていたはずなのに、入っている具が何故かワカメとネギだけという残念な代物だった。山菜ってネギも山菜なのだろうか?とボり過ぎだろ!と腹を立ててみたものの、受付のバイトの女の子が可愛かったから許すことにした(最強の男女差別)。
汁も、こんなしょっぱい汁ってどうやれば作れるの?と思うくらいしょっぱくて、運動していない状態ではとてもじゃないけど食べれた代物ではないのだが、大量に汗をかき塩分不足になっている状態だったから、とても美味しく食べることができた。究極に腹が減っていれば何を食べても美味しいものであり、それが目標を達成した後であれば、なおさら美味しいわけであり、この食堂はいい商売をしているなぁという完走。でも、以前も山菜そばを注文したような気がするけど、こんなにボったくられたという感情はなかったんだけどなぁ。具材の高騰によって中身をショボくしたのだろうか?
帰りは、祭日に茨城にきた奴らが埼玉県に帰る渋滞に巻き込まれて通常よりも1時間以上のロスをして自宅へ無事、帰還することができたが、事故もなく帰ってこれたし帰りの車の中では、ひとりカラオケで盛り上がれたから良しとしようか。
最高の気分を味わったり、怒りが込み上げてみたり、不安な気持ちになったりと130kmを走る間に様々な感情が駆け抜け、心身共に疲弊はしたけど夜はしっかりFitboxing2で運動をしておいた。
エアロロードは置いておくとして、まずは脚力アップに注力して痩せやすい身体に仕上げていく予定である。