2023年05月ブログ ブログ

2023年5月9日 ゆっくり漕ぐ事で見えてきたもの

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今日は火曜日で、非常にありがたいことに天気だ。
と、いう事で、まだ左肘と左膝は痛むが自転車通勤をせざるを得ない。
せっかくの天気で自転車通勤できるタイミングなのに車で通勤してしまうのはもったいないと思い、どのチャリで通勤するかに悩むが、手組みBMXは論外として(左シリーズが痛むから)マウンテンバイクだと漕ぎ出しが重かったり、そもそも本体が重く、漕ぎ出しの時に左膝に負担がかかってしまうカモ・・・という事でロードバイクで通勤をすることにした。
最初のうちは、ペダルを回す度に左膝が少し痛むが、少し慣れてくると痛みは和らいだ。
だいたいそういうものであり、むしろ動かさずにいた方が治りが遅かったりするものだが、かえって悪化する場合もあるからオススメはしない。
学生の頃も、殴られたり蹴られたり、攻撃したら相手の肘に拳が当たってしまい、こちらが被弾してしまったり、ローキックをガードしたら運が悪いことに膝に当たってしまったとかで、常に身体のどこかしらにダメージを負っていた頃なんかも、痛みや傷をお構い無しで動いていた方が治りが早かったような気がする。たぶん気のせいかもしれないけど、病は気から・・・というイニシエの言葉があるくらいだから、気力で・・・と、いうか、そんな痛みなんて忘れてえよ!という令和の時代にはありえない、昭和の根性論。
お義父さん、もう時代は令和なんですよ。どんな時代錯誤ですか?と言われそうだが、ずっとこんな生活をしてきたから、今さら令和の時代に合わせるのも大変なのである。
Z世代と言われている若者からしたら、チンパンとか言われそうだが、あながち間違ってはいないのかもしれないな。

いくら左膝の痛みが和らいでいるといえど、さすがにいつもの調子で40km/h近辺の速度を出して走る気にならない。
もちろんヘルメットを被って車道の隅っこを走っているのだが、前代未聞のゆるぽたで、心拍数が全くあがらず、汗もかかず、こりゃあ運動にならねぇなという、いままでにやろうと思ったことのない漕ぎかたをしてみた。
それでも30km/hは速度が出ていて、原チャリの法定速度くらいはスピードが出る。
向かい風なんかがあると26km/hくらいまでスピードが落ちていたな。
こんな、ゆるぽたでペダルを回していたら、いくらロードバイクに乗っていてもダイエットにならないだろうし、何よりも息もあがらなければ全く疲れないのである。

このペースで漕ぎ続けていれば、350kmの新潟駅までイケるんじゃないだろうか?とかなり勘違いをしそうなくらい楽チンに進むことができている。
ここで、いつものウザったいクロスバイクなんかがいると、「ドヤァ!ロードをブチ抜いたるで!!」という勢いで私を抜いていくのだろうけど、今日は車道を走るチャリは他にはいなかったな。
いつもなら、そういうクロスバイク野郎を40km/hオーバーの速度で千切っておくのだが、仮に今日は抜かれたりドヤ顔をされても無視する心構え。

サイコンのデータを見ると、明らかにいつもの平均速度よりもガタ落ちのデータが表示されているが、会社に到着しても汗はかいていないし、全く疲れもしていないし、運動をするという名目では失敗だが、ロングライドを楽しむんいは必要なスキルなのではないだろうか?と本気で思ってしまった。
と、いうか、そこに気付くの今更?
10年以上ロードバイクに乗っていて、ひとつ前のロードバイクで約2万km走っておいて、今更その気付きかよ!と自分でも驚いた。
怪我をするのはよろしくないが、いつも通りに運転できない状況から、色々と学べるものだなぁと意外な覚りを開けたような気がした。

近々、荒川サイクリングロードを熊谷まで行って、折り返しで戻ってきて葛西臨海公園まで行き、そこから荒川サイクリングロードで自宅付近まで戻ってくる約200kmコースをロードバイクでゆるぽたしてみようかと思った。
信号がない分、実験するには良いルートだが、向かい風の洗礼を受ける事が多く、その辺りも含めて実験してみようかな?と。
もしくは、前回クソ文句を言いながら走った霞ヶ浦一周でもいいかもしれない(前回、もうこんなクソルート走らんわ!ボケェ!ぐらいの事言った気がする)。
そして、ゆるぽたでもCLUTベアリングの恩恵なのか、コツを掴むと無駄のないペダリングで、少ない回転数でより先に進むという技も身に付けることができ、むしろゆっくり走ることで見えてくる事が多いことに驚かされた。
会社から帰る頃には、さらに左膝の痛みが無くなってきていたが、帰りもゆるぽたで帰り、ほとんど汗はかかないし、全く疲れてもいないし、全く息も上がってない状態で自宅へ帰ることができた。

通常運行であれば、ヘルメットから無駄に汗が滴り落ちていて、インナーのTシャツはビショビショだし、トランクスもビショビショになっていて、かなりいい運動したなーと自己満足に浸れるのだが、今日はノーダメで帰ってきてしまったから、何か変な感じ。
あれ?ロードバイクって、こんなに便利な乗り物だったっけか?と思うくらい。
寿命を削りながらペダルを回すくらいとまでは言わないけど、近いものはあったよな。
漫画の「いいひと」の「がんばらなくていい」という主人公の言葉を思い出してしまったくらい。
リラックスして脱力した状態の方が力を発揮できるという精神論だった気がするが、がんばらないで漕いだ結果、いままでに見たことのない低い平均スピードを叩き出すというワーストレコードな結果でなによりである。
でも、汗をかかずに息もあがらない走行でずっと漕ぎ続ければ、案外早く新潟駅まで到達することができるかもしれないな。
まずは350kmの新潟駅まで走破して、その次の目標は500kmの大阪までキャノンボールしたい。
そんなん新幹線で行って、現地でダホン乗ってりゃ楽だろうと言う、もうひとりの自分もいるが、わざわざ東京から大坂までチャリで行くロマンというのも体感してみたいのである。
それが達成できていれば、次からは新幹線で大阪まで行って、後はチャリで現地を移動するのもいいだろう。
ドラクエみたいに、最初は移動方法が徒歩しかなくて、苦労して辿り着いた城や街も、一回訪れればルーラで一瞬で行けるようになったり、飛空挺で簡単に移動できたり(ゲームが違うじゃないか!)と、最初の一回は苦労するけど、一回苦労すれば後は楽ですよ的な事をやってみたいと思う。
リアルにキメラの翼が欲しいところだな。


会社に到着してからは、手帳の整理なんかいつも通りの行動から、今日も「本来やらなければいけない仕事」を本腰を入れて進めることができ、今日1日でだいぶデータ整理をすることができた。
どんな作業をこなしたかは手帳に細かく記している。

夕方から、昨日のブログを書いたり、ミヤピスカルシロ2の第2章の執筆を始めることができた。
先日も書いたかもしれないが、第2章はアイデアというか話の流れが、脳内であまり組み立てできておらず、正直ネタ切れな状態であり、最初の書き出しが相当にシンドかったのだが、今日は気力で書き始める事ができ、なんとか話をつないで2656文字まで書くことができた。
全体で25,699文字で、進捗は42%。

それと、今日はPC9801のゲーム「マジカルクイズ」をホームページに紹介をして、BASEで販売開始しようかな?なんて思っていたんだけど、写真データではなくてパッケージをスキャンした状態のものでアップしたくなったから、今日は取り止めすることにした。
今週中くらいには販売開始できるとは思うんだけど、こんなの誰が買うんだろう?
もし購入者がいるとしたら、そいつはかなりの変わり者だろう。と、客をディスってはいけない。
ちなみに3.5インチ版と5インチ版の2種類で販売する予定だが、ディスクの増産ができないので、在庫が無くなり次第、店じまいをせざるを得ない状況であり、プレミアはつかないだろうけどレアなアイテムになる事は間違いないだろう。

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