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2023年5月15日 DAHON K3デビュー戦

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今日は月曜日で、珍しく朝から雨が降っている。
どちらにしても今日は車出勤をしなければいけない日だから雨が降っていようとも気に・・・なる。
と、いうのも今日は午前中から、またもや秦野市で仕事の予定が入っており、先週にアポを取ったのだが、月曜日は雨の可能性が高いというのを知っておきながら、つい月曜日に予定を入れてしまい、やっぱ水曜日にしておけばよかったかなぁなんて事を考えてしまう始末。
秦野市といえば、お客さんのすぐ近くにヤビツ峠があり、つい2週間前にも訪れていて約2年ぶりにロードバイクでヒルクライムをしたばかりである。
私の体重が軽くなったのとCLUT仕様のおかげか、前回のタイムアタックを更新した(途中、めっちゃ休んでるけどな)という自己満足を果たすことができたのだが、仮に晴れていようとも今日はロードバイクを車に積む気は一切ない。

なぜなら、先週に納車されたばかりの、自転車屋から会社までの100mくらいしか乗っていないDAHON K3がトランクの中にいれっぱなしになっているからである。
購入して100mくらいしか運転していないから、それはもう運転していないのと同じだろう。
私もDAHON K3の挙動やらコツというか、そういうのを全くわかっていない状態である。
自宅を出る時点では雨が強かったが、会社に到着する頃には雨もかなり弱まってきた感じ。
これ、もしかしたらヤビツ峠ワンチャンあるんじゃね?とやや期待。
あまり期待し過ぎて、雨がドシャ降りになってしまったら心の中もドシャ降りになるから、過度な期待はせずに、もし雨が降ったら数年ぶりに大雄山にある寺でも訪れようか。といった2段計画。

晴れたら(雨がやんでいたら)、DAHON K3でヤビツ峠をヒルクライム(未知の世界)
雨が降っていたら、大雄山の寺を訪れて写真を撮影して、近場の絶メシでも探してグルメ旅。
これなら、どちらに転んでも私の精神的ダメージは少ない。
それに、あまりアテにはできないが、スマホで天気予報を確認すると秦野市は昼から曇りになっている。
山だから、本当にアテにはならないが、もしかしたら雨があがってヒルクライムできるかもと、やはり期待をしてしまう反面、上る前から安易に想定ができるのだが、下りがヤバそう。
路面が滑って半村 誠ばりの二輪ドリフトをかまして、谷底へ落ちてしまうのでは?という嫌な事も想定してしまう。
以前にロードバイクでヤビツ峠をヒルクライム中にゲリラ豪雨に見舞われて、足元が川みたいになりロードバイクを手で押して降りようとしても、かなり危険な状況な時があり、これがミニベロだと折り畳んで手で担いで歩いて降りるしかなくなるのかもしれないという覚悟で、出社間もなくお客さんの会社へ訪問した。

今日の仕事は非常に簡単な仕事で書類に印鑑をもらうだけである。
それならFAXとかメールで済ませろや!と言いたくなる気持ちはわからんでもないのだが、場所が秦野市である。
やろうと思えば伊豆にも行けるし、少し距離があるが山中湖にも行こうと思えばいけるし、なにせ目先にヤビツ峠がある。
行けるチャンスの時に行かないのは、私らしくない。
想定していた通り、秒でお客さんの会社を出た時点では、たいして強くはないが雨が降っていて、こりゃあ大雄山コースかなぁ?なんて事を考えながら、とりあえず近場のファーストフード店へ入り、そこで先週の振り返りからの今週の目標設定だったり、昨日のブログなんかを書き終えて、ふと外を見てみると雨がやんでるじゃぁあーりませんか。
これはイケそう!
でも、山の上の方までは知らんけどなという状態で、とりあえず地上は雨がやんでいるから、いつもの駐車場に車を停めて、速攻で着替えて出陣準備完了!

納車されてK3に触った時間は、およそ5分くらい。
今日が初めての折り畳みミニベロを運転すると言っても過言ではないのではないだろうか?という状態から、いきなりヒルクライムという、ミニベロの使い方を間違えているんじゃありませんか?と自分でも思いながらドキドキして運転してみた。

DAHON K3はギアが3段あり、各々のギア比なんか知らないけど、一番重いギアはそれなりに重くてスピードは出るけどスタミナがすぐに切れそう。
中間が一番安定していて漕ぎやすいが、ややスピードが遅くて、もう少し回せそうだなという少しもの足りない感。
一番軽いギアは、足がクルクル回って全く進まない。しかしヒルクライムの時には、かなり楽になるんじゃないだろうか?といったポジションで、トータルすると、ゆるポタのためにあるような自転車だなぁというのがファーストインプレッション。

駐車場を出て、いきなり坂だが中間のギアで、スイスイ上れている感じ。
でも、ロードバイクでキツいと思っているポイントは、ミニベロでかなりキツい。
入り口の住宅街の坂で、汗だくになって息が切れるのは同じ。
勾配が9%くらいありそうなポイントも、一番軽いギアにしてダンシングをしながら、たまに前方を気にはするけど、基本は下を向いてタイヤをボーッと眺めながら現実逃避をすれば上りきれる事が判明。
ロードバイクの時にはダンシングをしない派だから、座ったままの状態で現実逃避走行をしているのだが、自転車が変わってもやっている事は同じである。

車高が低いせいか、随分と安定した走りができてスタミナは鬼のように消費をするが、グイグイ登れている気がするライド。
なんか、もしかしてロードバイクより速く上れてんじゃね?とか勘違いしたが、データを見たら登りも降りもクソ遅かった。

本当にありがたい事に、ヒルクライム中はかなり曇っていて、いつ雨が降るかわからずにビクビクしていて、ヤビツ峠の目的の看板手前2kmくらいで、一回だけ雷が鳴ったような音が聞こえ、ゴールは直前だが自然を舐めてはいないから、すぐさま引き返そうかと思ったが2回目の雷音が聞こえてこなかったから気のせいか?もう一回聞こえたら、即下山しようといいう事にして黙々と登り、念願のヤビツ峠看板までたどり着くことができた。

ヒルクライムをする前は、14インチの小径車で、こんなん上れるのかよ?不安だなとか思っていたが、チャレンジしてみると意外とスイスイ上れ(タイムはクッソ遅いけどな!)何か新しい境地を見出だした気分。
もちろんロードバイクでチャレンジするヒルクライムも楽しいけど、初っぱなの初陣で間違えたミニベロの使い方を間違えてしまい、次は榛名山か?もしくは妙義山か?みたいな事を想定してしまった。
下りは路面が濡れている箇所やら急カーブのポイントは厳重にブレーキをかけ(急ブレーキすると二輪ドリフトするから注意!)無事に下山することができた。
HDAHON K3のノーマルVブレーキの威力は半端なく、濡れたタイヤやホイールでもキチンと止まるし、強くブレーキを引かなければスリップもしないし、ドライな路面であれば40km/hオーバーの速度でも段差にさえ気を付ければ(気付いた時にはもう遅いんだけどな)安定したハイスピードダウンヒルを堪能することができるのだが、とりあえず曲がらないのでストレートの下りのみでハイスピードダウンヒルで遊ぶのがおすすめ。
多少でもタイヤが浮いた瞬間に終わる恐怖・・・というのも無くはなかったけど車高が低いせいか、安定感は半端なくあって、途中からミニベロに乗っていた事を忘れたくらい安定した下りだった。
ウェットだと確実にスリップするから要注意である。

本日のヤビツ峠デビュー戦の記録は、登りが1時間16分で下りが38分で、計約2時間かけて遊ぶことができた。ロードバイクだと半分くらいの時間だけど、それはそれ。
乗り物が違うし、運動することができればそれでいいのである。

東京へ帰る途中で雨が降ってきて、上野は雨が普通に降っていた。
ヒルクライム中に一切雨が降らなかったのは本当にありがたかった。

さて、次のK3で、どこを攻めようか。

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