2023年04月ブログ ブログ

2023年4月22日 マウンテンバイクでロングライド

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今日は土曜日で会社は休みである。
昨日に予定をたてていた、マウンテンバイクでロングライドを決行する日である。
何が目的かというと、荒川サイクリングロードの熊谷方面までの道がイマイチよく把握しておらず、行く度に違うルートを走ったり、道がないような変な場所に出てしまったり、通常のルートが途中からよくわからなくなってしまい、迷子になってキレる事案が発生しまくっていて、次に荒川サイクリングロードで熊谷まで行こうと思っても、キチンと辿り着ける保証はなくて、下手をしたら国道に出て真っ直ぐ走っていった方がストレス溜まらなくていいんじゃねぇの?と思うくらい方向音痴。
と、いうか分かれ道とかに大きな矢印看板でサイクリングロードと書いておいてもらいたい。
分岐が出る度に道がわからなくなってしまい、9割方違う道を選択してしまう。
パチスロの初代の吉宗で右押しと左押しを9割方外していた私が言うのだから間違いない。
なにかしらの神がかった状態でなければ、完璧に道を外すと言っても過言ではない。
それなら、「こっちだ!」と思った方向と逆に行けばいいのでは?という大変ありがたい助言をいただくことが多いのだが、その結果、違う道になるので、「こっちだ!」と思った方の反対側を選ぶのが正解なのだが、その場合は「こっちだ!」と思った方が正解だったりする。
要するに、私の勘は一切当たらないということだ。
ボーナスゲーム中にナビをしてもらわない限り、自力で当たりを引くことは不可能なのである。

会社で作ったチェックリストに基づきながら、前日に忘れ物がないようにしっかり準備をしていたのだが、それでも朝食を作ったり食べたりしているうちに時間が経ってしまい、予定していた時間よりも1時間も遅く自宅を出発。

今日のライドプランは、荒川サイクリングロードから榎本牧場に出て、そこでジェラードを食べて牛を眺める。
そこから荒川サイクリングロードを下り熊谷まで行き、玉湯でゆどんを食べて実家に立ち寄って、国道4 号線ルートで自宅まで帰る。
これで推定180kmコースである。
本来であれば朝の7時に出発をして、夜20時くらいに自宅に帰ってこれればいいかな?といった計画を建てていたのだが、ちょっとだけ予定変更をしてしまったのだが、それは後程。
予定より1時間遅れの朝8時にようやくノコノコと出発。
マルチハンドルバーに付け替えたマウンテンバイクで100km越えのライドをした時の疲労度のチェックも含めたテストライドで、パニアバッグに積め込んだ荷物も多目。
一応、ソロキャンプを想定した感じではあるのだが、それよりかは圧倒的に軽いかな。
自宅から荒川サイクリングロードに出て、いつものように向かい風の洗礼を受ける。
いつも向かい風だけど、私の場合は向かい風しか吹かないから仕方がない。
そういうものだと思っておくしかないのである。

荒川サイクリングロードのどっちが左岸で、どっちが右岸か全くわからないのだが、川口市付近にある茶屋のある側の走りやすい道を走る。
途中までは、一本道で迷子にならないのだが、教習所があるあたりで分かれ道になり、かなり前に通った時に、途中で道がなくなって、どこかの敷地内に入り込んでしまい、それから強引に国道に出た記憶があり(間違えるときは豪快に間違えて、取り返しがつかない場所に行くのがセオリー)、逆に忘れられないくらいの間違いを起こすことが多いから、次回は間違えた印象が強く、間違える確率が下がるという親切設定。
なので、確か左へ行くんだったよな・・・と、それでも半信半疑で左へ行くと、行き止まりになることなく進むことができた。
荒川サイクリングロードは、あと50年くらい走り込んで熊谷まで迷子にならないように辿り着く事ができるようにしておいた方が良さそうだな。
比較的、彩湖までは迷うことなく辿り着けるのだが(99.9%の人は迷わないと思われる)、彩湖から先で何回も悲惨な目に会っていて、ある意味トラウマになっていたりするのだが、今日はマウンテンバイクでポタリング感覚だから、冷静に道を見極めて迷子にならないように、そして道を覚えるという目的もあるから冷静に判断をして進むことにした。

ここで、新たな事実を発見して、そもそも彩湖に入るルートを間違えていたらしく、荒川際行くリングロードから外れてしまうルートの彩湖の入り方をしていたみたいで、彩湖直前の分かれ道で左側の下りを選択するのが正解だった様子。
いつもは右側から車道を渡り、再び下ってから、訳のわからないガードレールの間から彩湖に入っていたんだけど、そのルートだと、その先が地獄のようなボーボーの草むらゾーンに出てしまったり、田んぼゾーンで地獄をみることになるらしい。
冷静に左側の下り道から入ると、走ったことがない正規ルートの彩湖に入ることができた。
方向音痴じゃない人からしたら、「いや、どうすれば迷子になることができるんだよ!!」と言いたくなるだろうけど、私の場合は引き寄せられるように間違った道ばかり選択してしまうのである。
ハエ取り紙に引き寄せられて、罠にひっかかってしまうハエの如く。

結構な向かい風の洗礼を浴び続けていたが、マルチハンドルバーのおかげで、まるでDHバーでも装着しているかのように、両ひじをハンドルに乗っけて身を屈めながらマウンテンバイクを漕ぐことができ、風の抵抗をかなり軽減しながらのライドができたように思えた。
すぐにブレーキ操作はできずに危険ではあるが、場所を選べばかなり使えるポジションのようだ。

奇跡が起き、どっちかな?と立ち止まって10回くらいは迷ったけど、迷子にならずに、道を間違えることなく(間違えて行き止まりになっては引き戻したのが4回くらいあったが重症レベルの間違いではなかった)榎本牧場へ辿り着くことができた。本当に奇跡である。
でも、ここまでの道のりは覚えたから、次回からは問題なく辿り着けそう。
道を忘れてしまう前に、もう一回、今度はロードバイクで来ようと誓った。

荒川サイクリングロードで熊谷まで行った事が5回くらいあるけど、都度、ルートが違っていたり、必ず変な道に迷いこんでキレながらサイクリングロードじゃない道を使って、熊谷まで辿り着いたり、ネット情報で榎本牧場の存在は知ってはいたが、どこにあるのか、どこが入り口なのか全く把握することができずに、ある意味、アガルタのような幻の土地だったんだけど(そこまで大袈裟か?)今日はも奥敵地に設定しておいたおかげで辿りつくことができた。
そして、ネットで有名なジェラードを食べて、牛舎を見学して、写真なんかを撮影して(今日はLeica M3にSummar)ゆっくりすることができた。

さて、ここから熊谷まで行こうか・・・と、思ったのだが、騎西ガスト前を通って実家へ行くルートも悪くはないなと思いはじめてしまった。
どうしてかというと、今週の土曜日は事前に騎西ガスト行くんや!と数人の知人に予告していたからで、本来であれば誰かしら騎西ガストに来ないかな?と思っていたのだが、土曜日仕事の人が多くて誰も来ないのはわかっていたのだが、予告してしまっているし、榎本牧場から比較的近いのと道路も進みやすいという事でルート変更。
昼も近いが、さすがにロングライド中にガストで食事をする気にならず、騎西ガストに到着して店の前でマウンテンバイクと店を記念撮影して(チェックポイントのような証拠写真)素通り。
昼食は、約30年ぶりに加須市にあるラーメン屋「大酋長」で食べようと決意。
店が開いている可能性は高く、加須に帰る度に大酋長の前を通っていて、店が無事なのは確認をしていたのだが、毎回お腹空いていなくて入るタイミングがなかったのだが、今日は空腹である。

高校生の時に、よく食べに来ていたラーメン屋で、当時はもつ煮定食が絶品でラーメンはイマイチな印象だった。
昔からおいしい印象があり、コロナ渦にも関わらず店が存続できているのは素晴らしい事であり、さすが個人経営店!
以前は店のマスターであるおっちゃんの気分で店が空いていたりしていて、基本的に昼は店が閉まっていたのだが、ここ数年は昼にも営業をしているのを何回も見てきていたから、自信満々で大酋長へ移動。
店に入ると、客はいないし店主もいないし、相変わらず緩いなと思いながら「すんませーん」と叫ぶと、裏口から店のおやっさん登場!
おいっ!お前!約30年前と変わってねぇじゃねーか!
どうなっているのかカラクリはわからないが、影武者か何かだろうか?
もしくは、私が幻覚というか幻影でも見せられているのだろうか?
と、そんな事はさておき、チャーシュー麺と餃子を注文すると、やる気ゼロのおっちゃんが店内のテレビを付けて、やる気なさそうに調理し始めた。
このアットホーム感がいいのだ!
値段もレートを上げていて、チャーシュー麺900円と餃子400円だ。
ここは都内のラーメン屋かよ!と突っ込みをいれたくなるのを必死におさえ、出されたラーメンと餃子を食べると、絶品にうまい!
ここまで約80km走ってきたから、余計に美味しく感じるのかもしれないが、それにしてもうまい。
まさに個人経営店の中華屋のラーメンと餃子といった感じで、とにかく味が濃い。
味が濃いといっても、秋葉原によくあるコッテリラーメンではなくて、あくまで醤油の魚介ベースで濃厚なのである。
これなら900円払ってもいいかな、餃子も旨いし。
食べてから気付いたのだが量もハンパなくて、せっかく走ってきてカロリー消費した分、全部消化してしまったくらいにお腹一杯になってしまった。

かなりおいしかったからいいんだけどな。
せっかくだから、事前に知らせておいた高校時代の友達にお知らせしておいた。
案の定、この店には全然来ていなくて、懐かしいのコメント多数だったな。
高校時代の時に、この店に一緒に食べに来ていた仲間と今でも友達で、この個人経営店のラーメン屋も存続してるのは奇跡に近いものがあるなと思ってしまった。

実家が近いから、ついでに寄ってみると留守で、呼び鈴を何回押しても出てきやしなかった。
家の中に入り込んでもいいのだが、あまり長居してしまうと帰りが遅くなってしまい、親もいつ家に帰ってくるかわからないから、実家すら素通りすることにした。
特に用は無いしな。
一応、心配になったから夜に連絡をしてみたら、散歩に出ていたみたいで丁度留守のタイミングに来てしまったみたいだ。
どうせ来週の連休中に1回帰ることになっているからいいんだけどな。

実家から自宅まで帰るのに、国道4号線を真っ直ぐ進めば自宅という余裕ルート。
しかも道路も走りやすいし危険そうな場所はない。
国道4号線に出るまでに、普段通らない道を通ると(初めて通った道)個人経営店の家を改造したパン屋に遭遇。
こういう偶然に出会う個人経営店が、チャリ旅(いつの間にか旅気分)の醍醐味だなぁと思ったのだが、大酋長のせいでお腹が一杯でパンを食べるどころか買う気もおこらず、今回はスルー。
次回は何か買う事にする。

そのまま自宅までトラブルなく到着することができ、本日の走行距離は130km。
ブライトンのサイコン情報では、ザックリで走行時間が7時間30分でトータル10時間30分くらい。
空白の3時間は、大酋長と榎本牧場、それと加須市のヤオコーのフードコートで休んだ分で、今回のテストライドの最大の目的である、マルチハンドルバーで100kmオーバーというより、できれば1日に 200kmは走りたいねモードは大成功で、仮にあと70km走れと言われたらギリいけそう。
時間をきにしなければという条件はつくものの、ハンドルは細くて疲れるかな?と数日前に思ったのだが、グローブをすれば大した問題ではなく、身を伏せて向かい風も軽減でき、さらに左右の一番広い場所を握ってダンシングをすると、坂を登りやすくなるが脚の疲弊もハンパないというのがわかった。
最後の方は、漕ぎ出しのダンシング(ロードバイクでは絶対にやらない技だが)のコツも身に付けた感じ。
ショートカットした分、早い時間に帰ることができた。
熊谷まで行っていたら、榎本牧場から30kmに、そこから国道122号を使って加須まで戻ってくるから、プラス約50kmで想定していた通りの180km走行になっていたが、プラス3時間は自宅に遅く着いていた計算になる。
独り者なら深夜に帰ってきても問題はないが、なかなかバランスをとらなくてはいけない生活をしているから、できなくはないが事前準備が必要になってくるのである。

家はまだ緩い方だが、世間一般的な家庭だと、なかなか難しいっぽいな。

あ、そうそう。
今日は陽が出るタイミングが遅くて、気温も高くないからできた事であり、炎天下であれば難しいかもしれない。
乗り心地とパンクのリスクが低いのは有利なのだが、車体が重いのは後々のライドに影響大かな。
ロードバイクみたいに体力の減りは遅いけど、じんわりと脚にくる感じかな。

やりたいと思っていたライドができて大満足な1日だった。

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