今日は金曜日なので車通勤なのであるが、少しだけ困った事に丁度１週間前にレンタルサーバーを変更したのはいいけど、ドメイン移管というよりメールの設定をしてもらいたいという、やや不思議な個人事業の依頼が入り（その会社のＩＴ管理みたいな役目をしている。もちろん報酬をいただいて）先週も訪問したのだが、その時は完全にドメイン移管が終わっておらずにドメイン移管の申請をして、手数料の支払いをしただけの作業。
車移動で片道約２時間くらいかかるのに、たったそれだけの作業でかよ！と思ったのだが、その辺りはキチンと報酬を頂いているので、これも仕事と割り切っての作業。
そのドメイン移管が完全に終わったというメールが来たよ！と連絡が入ったのが、先日の夕刻あたり。
この会社、何故かアウトルックを好んでおり、全部で１０数台あるパソコンのメールソフトは全てアウトルックを使っているのである。
たまに、パソコン入れ替えをするからデータの移設を依頼されることも暫しあり、他のアプリも設定がやや面倒なものもあるのだが、メールが一番面倒くさい。
今では何十回も数をこなして、ようやくアウトルックの仕組みというか、そういうのが少しだけ理解できるのに２０年くらいかかったかな。
正直、マイクロソフト何とか認定みたいな試験をクリアして、マイクロソフト公認のマイスター的な資格を持っている人じゃないと理解できないシステムだなと思っていたのだが、２０年間付き合い続けて（ちなみに自分は別のメールソフトで移設も超簡単）下手したら１００台くらいアウトルックのデータを移設したんじゃないかな？
それくらいやって、ようやく少しだけわかった気がした。
それくらいアウトルックの設定やらデータ移設は難関なのだが、今回はメールの送受信サーバーとメールアカウントとパスワードの変更くらいなので楽勝だろうと思って訪問してみた。
ちなみに、長い道中は車のなかで主に独りカラオケをしながら移動した。
いつものように気の抜けた独りカラオケではなく、明日はボーカルのレコーディングをしようと思っているので、喉と腹の調子を整えておくための独りカラオケなので、それはもうね、歌への集中力ハンパねぇっすわ。
いやいや、運転に集中しろよ！と言いたいところなのだが、前後に全く車がいない一本道の高速道路なので、当然前は見ているが感情をこめて腹筋をバッキバキに使いながら、歌の練習をすることができた。
軽く喉がかれるくらい。
お客さんの会社に到着する頃には声の調子がよくなっていて、いつもより大きな声が出ていたような気がしなくもないな。
でね、この会社さんに訪問すると、毎回思うんだけど「これは楽勝な仕事だな、さっさと終わらせて余った時間は写真撮影やら車に積んであるチャリで探索でもするか・・・」とか思うんだけど、必ず何かしらの難関にブチ当たったり、思ってもいなかった追加の作業をさせられたりと、本当にブラックホークダウン状態。
楽勝な仕事のはずが、気付けば夕方まで苦戦を強いられるような状態になっており、すんなり帰れた事はないかもしれないな。
で、今日も同じだった。
だって、既存のメール設定のメールサーバーとメールアカウントとパスワード、それに送受信ポートの番号を確認するくらいの簡単な仕事である。
１０数台と数は多いものの、やる事は全く同じで大変な事は何一つないのである。
しかし、現地に到着して設定を見てみると、移管したドメインを管理するための料金（正直なところ意味がわからなかったが、確定しないと使えなそうだったから確定させておいた）設定がされていなかったので、半信半疑ながらも確定をさせたのはいいが、すぐに処理されずに数十分待たされる。
逆に数十分でドメインが使えるようになったのは不幸中の幸いかと。
で、これで完璧じゃい！
少しだけ長引いたけど、許容範囲じゃ！とか思ってメール設定をしてみると、どうも受信だけうまくいかず。
送信に関しては問題ないのだが、テストメールがボックスに入ってこないのである。
あれぇ？なぜだ？と思い、ホームページのヘルプでよーーーーく確認をしてみると、どうやらＤＮＳを手動で設定しなければいけないような事が書いてあり、もしやこれか？と思って確認してみると、ＤＮＳは以前のレンサバの状態のままになっており、手動で書き換える必要があったのだ。
ドメイン移管の作業に慣れていれば当然の事なのかもしれないが、こんなん気付くかよ！というのが本音だったな。
このカラクリに気付くまで、また数十分を要していて、ＤＮＳの反映までに最大で４８時間くらいかかるとか書いてあって、おいおいおいおい、また今日も全ての作業を完結できねぇのかよ？と思いながら、まぁできるだけ待ってみるかと覚悟を決めたら数十分で設定が反映したらしく（しかも完了したタイミングは通知されず）メールの受信がようやくできるようになり、こんな素人なんか抱えていていいのだろうか？とも思ったね。
私のような昭和のオッサンの昔の事しか知らないようなロートルをよく雇い続けてくれるなと感心してしまったくらい。
今の若い人であれば、こんな初歩的な事は一瞬で理解して、効率よく終わらせることができるのだろう。
「やっぱりさ、ランチャーはエコロジーに限るよな！」とか時代錯誤な事を言っているオッサンに用はないと思うのだが、超絶に効率の悪いことをして遠回りばかりしているオッサンの作業が全て完了したのは１７時の少し手前くらい。
むしろ、この時間に終わった事が軌跡だな！と。
到着して３時間はかかったね。
慣れている人が作業したら３０分で終わるよ！
そもそも、レンサバを変更したからメールの設定とか変えないとマズいよね？という相談を受けてから約２週間もかけて解決したという長寿問題だったな。
終わりよければ全て良しという事で、報酬も頂いて、お客さん助かって全てが良い終わり方をしたというだけで良いではないか。
お客さんも「これ、自分じゃ絶対できないよ、私に頼んで本当によかった」と言っていただき、単に私が無知でアウトルックのややこしさだったり、ドメイン移管を完全に終わらせるまでの工程を把握しておらず、あれこれとゴチャゴチャ操作しながら調べながらやっていたから、余計に複雑な事をしていると勘違いしたのであろう。
もっと手慣れた若者が作業をしたら、私の１／１０以下の時間と手間で完了させていたのだろうなと思うと、旧ザクで独り奮闘していたジオン軍の老兵を思い出してしまった。
まさにあんな状態なのが私なのである。
帰りはやや渋滞をしたが、約３時間かけて自宅まで戻ってくることができた。
事故を起こさずに、事故に巻き込まれずに、独りカラオケで喉の調子を整えながら無事、帰還することができたのだが、単純にメール設定をしに行くだけで移動で約５時間かけ作業で約３時間かけるという、こんなに効率の悪い事ってなくない？と疑問に思ってしまい、なんだか無駄な時間を過ごしたなという思いも否めない。
確かに明日のレコーディングには喉の調子が整っていそうだから有利になった事は間違いないのだが、相当微妙な心境だったな。
時間軸が前後してしまったが、今日は会社に到着してからは、先日に途中まで進めていた個人事業で引き受けた１案件を完了させることができたのだが、年配の営業の人がぶしつけに新たに２案件投げつけてきやがって、このぶしつけな年配の営業のじいさんから投げられて放置している残タスクが８案件になった。
そのうち、折を見て作業はしてやるが、優先順位は最下位である。
時間があいたら適当に見ておいてやるよという位置づけなのだが、８案件ともなると、さすがに１日仕事になってしまい、新しい何かしらの案を考案しながら作業をしてやるような流れになるだろうと予測。
小説を書きながらもできなくはなさそうだけど、効率が悪くなる可能性が高いので、それならば何かしらの新しい案を考えたり、浅中杉太郎のシナリオ考案をしながら適当にタスクをやっつける予定。
一方的にタスクを投げられて親切にやってあげる程、お人好しではないが、全くやらないという訳にもいかないから、私の創作作業の片手間にこなしてやってあげるといったスタンスだね。
とりあえず出かける午前中に、個人事業の仕事を１案件終わらせることができて少しスッキリしたかな。
個人事業の案件は残り２案件あるので、それはガッツリ集中してガチで仕上げていき、それとは別に会社のお客さんからの依頼が１案件あり、残りはぶしつけに一方的にタスクを投げてくる年配の営業のおっさんの８案件を適当にやっつけるといったところで、年配の営業からのタスクがウザったいが、何かの作業のついでに適当に見て適当に送り返してやればいいだろう。