今日は、会社は有休をとっているので休みである。
以前のブラック企業時代には有休なんて取ろうものなら、会社を辞める覚悟でないと取れなくて、それが今いる社員の9割は知らないという悲しい現実。
有休をとろうものなら社長が目を赤くして唾を飛ばしながら、「このバカ!」「二度と会社来るな!」「給料8割減にするぞ!」「遊んでばかりいるな、このバカ!クズ!」「休めると思ってるのか、バカ!」「いつからそんな偉くなった、ボケ!」等々・・・
怒鳴られて半年以上はチクチク言われて無理難題の仕事を押し付けてくるようになって、ほんの僅かなミスをすると必要以上に罵倒して給料減らされるという時代を25年間くらいやってきたから、ほんとうにね、この時代を今の社員の人にも、昔はこんな酷い会社でよく生き延びれましたね?と認めてもらいたいものである。
基本的にイエスマンしか残れないのがブラック企業なんだけど、適当に「はい、はい!」と相槌をうち、仕事をしている振りをして、実は自由な時間を生み出しては好きな事ができるような、そんな人でないと生き残れないシステムになっていたんだよな。
逆に、そういう社長タイプは勢いはあるけど、かなりザルなところがあり隙だらけ。
なので、自分に対しても「まぁ、それくらいいいじゃないか」というブラック企業どころか、お前ブラック社員だろ!というような事を繰り返して、バランスを保っていたような感じ。
一時期、ブラックバス釣りにハマっていた時は、平日の週4くらいでバス釣りしていたし、パチスロも平日に週3くらいで通っていたし、いろは坂やら榛名山、赤城山やら筑波山、霞ケ浦をロードバイクで一周なんかも全部平日にこなすことができていたから、わざわざ混んでいる休日にでかけるなんて馬鹿らしいと思えてきたくらい、平日をエンジョイしていたのだが、社内に戻ると怒鳴られっぱなしというのが日常だったな。
なにせ、営業の商談がまとまって、契約取りに行くと言っているのに「営業成績が悪い!」とか机をガンガン叩きながら説教してくるおバカさんだから、そりゃやる気なくなるよね。
一時期、キョンシーとかあだ名をつけていた時があって、発注書を社長の額に貼り付けてやれば一時的に黙るという例えで、呼吸をしていると人を感知して常に文句を言ってくる。
しかも朝8時勤務スタートで、夜19時までなのだが、当然帰す気ゼロでそこから勉強会とか2時間くらいやらされて、その後に強制に飲み屋に連れていかれて、2,3時間説教される。
しかも居酒屋で大声出して、机をバンバン叩いて、本人は泥酔してデロデロになるから、そのまま放置して帰るみたいな。
うん、昭和だ。
飲み代は一回も払ったことはないから、そういう所はわきまえていたんだよね。
一時期なんて夕方になると、社長の身体が震えはじめてきて、急に機嫌が悪くなり始めて酒を与えると黙るという時期もあって、そのまま飲ませ続けて肝臓ぶっ壊して入院させて透析受けるまで追い込もうかと思った事もあったな。
ひたすらビールを注ぎまくるんだけど、日本酒とかウィスキー飲まないからアル中にさせるには、ちょっと難しかったな。
ストレートテキーラとかロックのウィスキーを1日に900mlとか飲ませたかったがな。
他の社員と結託して、如何に社長を酔い潰させるかっていうのをやって遊んでいた時もあったくらい。
みんなで次々にコップにビールを注ぎまくっていたら、「こんなんじゃ足りねぇピッチャーで持ってこい!」とか言ってピッチャーでダイレクトに飲んでいた時もあって、あれには驚いたね。
ある意味、尊敬した。
って、まだ生きて会長という形で会社に居残っているけど、今は大人しくなっていて、やっぱね、あの怒鳴り声がないとダメだなぁと思わなくもない。
ムカつくけど嫌いじゃないタイプ。
そんな訳で、普通に有休が取れるわけなんだけど、それでも相変わらずの朝5時起床。
どうして有休をとったかというと、嫁を定期健診の為に病院へ車で連れていき、その後、自分も他の内科の予約をしてあるので、ダブルで病院という、ジジババだからしゃーないけど病院通いが大変でなぁ・・・というジジイかよ!
って、そうなんだけどさ。
昼前に嫁の病院へ送り迎えをして、嫁は都内某所で降ろして遊びに行き、私は会社に車を置きにいき、そこから徒歩で内科へ向かうようなスケジュール。
金・土・日曜で遊ぶために休みをとったわけではないのである。
しかも、私に関しては先月に尿検査と血液検査をして、それの再検査である。
先月に「ここ最近、体調どうです?疲れやすいとかありませんか?」とか主治医に聞かれて、「いや、むしろここ最近はメッチャ調子いいですね。ストレスも溜まっていないし元気ですわー」とか答えたら首を傾げながら「尿検査の結果なんですけどね、尿糖がものすごい出てましてねぇ」「えええええっーーーーー!!!!」みたいな流れ。
血液検査で糖尿病ではないのだが、尿糖が+3になっていて、+4がMAXじゃなかったかな?
いやいや、ほぼほぼMAXに出てるじゃないか。
確かに直前にミスドでクッソ甘いドーナツ2個とアイスコーヒー飲んだ直後の検査だったんだけど、それでもここまで尿から糖は出ませんね、とか言われてショックを受けたんだけど、検査結果に誤りがあったのかもしれませんね、前例はないですケドとか言われて、それじゃあダメじゃん!とか言い返したりしていてのリベンジ。
ロッキー3でアポロを倒して浮かれているロッキーがクラバーにボッコボコにされて、さらにミッキーまで病死で失ってドン底からリベンジする、みたいな。
当然ね、食生活を変えましたわ。
運動や散歩に関しては文句なく以前からやっているからいいとしても、ここ数年はクッソ甘い菓子パンを食べまくっていたから、糖が出たんじゃねぇの?とか思っていたんだけど、ネットで調べてみるとそうでもなくて、ホルモンバランスとか崩れたりすると出るらしい。
しかも治療法はなくて、放置するしかないという状態で病気でも何でもねぇじゃねぇか!と少しだけ気が楽にはなったけど、それでも異常事態には違いないからアポロと一緒に練習をし直してからのリングへカムバックしたような気持ち。
でもね、夕方からで午後から約3時間は空き時間ができてしまうため、懲りずにねミスドで小説の執筆をして時間調整をしたわけなんだけど、チョコレートやクリームの入っていないドーナツ1個とカフェインレスアイスコーヒーで3時間もたせて、ガリガリとデジタルインビテーション2.1の執筆を進める事ができた。
映画の室井慎次(漢字が違うかな?)でも観に行くのもありかもしれないと思ったのだが、それだと予約の時間に医者へ行くことができなそうだから断念。
そもそも映画館も人が多くて近寄れない場所になっているから、地方の人気のない映画をひっそりと観に行くくらいしかできないかもしれない。
都内のTOHOシネマとか、もうね、人でごった返していて、一時期のサブスクで映画を観る人が増えたから映画館が儲かっていなくて、映画館がバシバシ潰れているという噂は嘘だったのだろうか?
もしくは、地方の映画館が無くなってしまったから、地方から都内に映画を観にくる人が増えてゴッタ返しているのだろうか?
その辺りの事情はよくわからないが、あの大きなスクリーンと大音量で映画を観る楽しみは捨てて、自宅でレンタル開始し始めた映画を部屋でゆったりしながら観るしかないかな。
近くにある映画館だと、映画を観なくてもグッズコーナーに入ることができるから、気になる映画のグッズだけ購入しておいて、後はサブスクのレンタルで観るというような流れが一番理にかなっているかもしれないな。
で、時間がないとか、やりたい事もできない世の中じゃポイズン・・・とか言って、本当に何もできないどころか、いつものルーティンまで狂い始めて、これが世間一般的な常識人の世界なのか・・・という忘れていた感覚を取り戻すことができたのだが、こんな生活は嫌だ!という紙芝居形式でコントができそうなくらい、世間一般的な常識人の生活はもうできないとわかり、昨日あたりから、つきまっとてくる社員も来なくなり、自分の生活が戻り始めたわけなのだが、金曜日にしてようやく小説の執筆まで日常を戻すことができた。
っていうか有休とってるんだから、自分のやりたい事くらいやらせろや!とも思う。
有休とってまで(他にも用事はあるけど)自分のやりたい事ができなくなったら、もう人生終わりだな。
何が楽しくて生きているのかわからなくなるだろう。
で、書かないと・・・と思いながらも全然、執筆することができず、執筆する事が人生の重荷にさえ感じ始めて、ようやく金曜日で小説を書く時間をゲットすることができた。
これね、来週は逆襲させてもらって、何がなんでも来週には校正前まで完成させるくらい時間をとりまくってやる!という、ダースベーダー以上に怒りの感情で支配されているので、ダークサイドに既に堕ちてはいるんだけど、暗黒パワーで来週は今週の遅れを取り戻す事にした。
ここまで小説の執筆ができないと腹が立ってくるからね。
で、今日は思い切り書く事ができたと思っていたんだけど、やはり思っていた以上に文字数は進んでいなくて、全体文字数は76411文字で、進捗は50.9%。
ようやく着地文字として想定している文字数の半分を書き終える事ができて、全体を通したストーリーを考慮すると、ちょっとストーリー展開は早い気がしなくもないけど、まだまだ先は長いと思うと現段階で50%は妥当な所かな?とも思えなくもない。
たまにしか執筆しないのに進みが遅いという事もあって、ちょっとね、相当気合を入れて書き進めていこうと思うし、この先も考えながら執筆するであろう場面が待ち構えているから、その辺り、歩きながらとかストーリーを考察しておいてサクサクと執筆できると大万歳である。
やりたい事ができないとか、作品作りがプレッシャーになっていたりするから尿から糖が出るんじゃいとも思えなくもない。
そして内科へ行き、再び尿検査を受けてみると前回の検査結果は何かの間違いだったらしく(まさか手にミスドの甘味がついていて、それが検尿カップに付着したとかないよなぁ?)今回は糖はまったく検出されずに数値は0だった。
もしかしたら食生活がよろしくなかったから、本当に糖がダダ漏れしていたのかもしれないけど、そのおかげで食生活も見直すことができたから結果オーライだろう。
ついでに、嫁がインフルエンザが大流行している事を気にしていたのを思い出し、予約はしていないがワクチンが残っているか聞いてみたら、予約無しでもワクチン接種できるとか言われたから、ノリと勢いでワクチン接種も受けておいた。
コロナのワクチンは死に追いやられるから避けるとして、インフルのワクチン接種もリスクはあるのは承知だが、毎年受けているかな。
去年も同じ内科で接種しているしな。
ただ、ちょっとした誤算ができてしまい、今日の尿検査の為にアルコールを控えてきて、今日は自宅で缶ビール1缶飲もう!とか思っていたんだけど、思い付きでワクチン接種をしてしまったから、今日はアルコールが飲めないという残念な結果に。
明日飲めばいいだけなんだけどな。
内科の帰りに、久しぶりに持ち出した富士フィルムX-Mに赤エルマー50mmF3.5を装着してスナップショット。
久しぶりのオールドレンズは撮影していて、とても楽しいね。
まだパソコンにデータを移していないけど、OVFで見た感じ、アナログ臭さが滲み出ていて、とてもじゃないけどデジカメで撮影したとは思えないような作風になっているんじゃないかな?という予感。
もしくは2000年前に販売していたデジカメレベルの画質。
懐かしの値段が高すぎて変えなかったサイバーショットくらいの画質。
ようやく安くなった時に無理をして購入して、スキー場で使った記憶があるんだよな。
で、思い切りすっこけて、スノボのクソ野郎が突っ込んできたけど壊れなかった伝説のデジカメ。
やっぱね、当時はソニー強かったなぁ。
って、製品が硬いんじゃなくて、メーカーが強かったってことね。
ウォークマンやらMDプレイヤーやらデジカメなんかはソニーが良かったんだけど、どれも高くてねぇ。
ウォークマンっていってもカセットテープを再生するコンパクトで薄型のやつな。
私が高校生の時に購入した時は3万円ちょっとしたな。
スーパー金持ちだったから変えたけど、それでもスーファミ本体とどっち買うか悩んだ末に、ウォークマンを購入したという、意外な結末。
私なら確実にゲーム機を買っているような気がしなくもないけど、本体買ったらソフトも買わなくてはいけなくて金がかかると思ってウォークマンにしたのかもしれない。
1日、フル稼働したけど尿から糖が出ていないことがわかっただけで満足である。
仮に出ていたとしても、どうする事もできないから結果は変わらないんだけど、モヤモヤが無くなってスッキリした気分である。