2025年02月 ブログ

2025年2月3日 Summicron50mm4thお別れ

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今日は月曜日なので出社をする日である。
本来であれば、ほぼ毎日自転車で通勤することもできるのだが、サボりまくっていて毎日、車通勤をしてしまうという体たらくで本当に終わっていると思っている。
どうして、こうも運動ができなくなってしまったのか本当に謎だが、それは単に自分に甘いだけであって鬼気質を失っている状態という事になる。
体重は、今までの運動の貯蓄のおかげか目標体重を保っていられているが、貯蓄が切れたら一気にデブルマンになってしまうだろう。
あ、そうそう、デビルイヤーは地獄耳って歌、大昔、ツボにハマってしまって笑いが止まらなくなった時があったんだよな。
今、思い出しても真面目にあの歌詞を歌っているのを想像すると吹き出しそうになるな。そんな事より、今日でSummicron50mm F2.0 4thと過ごす最後の日である。
正直なところ、ここまでレンズに依存というか存在を確立させている奴はいないと思う。
少し前にも書いたけど、私が愛用しているのはモノというよりパートナー感覚でつきあっているような感じ。
誤解してもらいたくない点があり、擬人化している訳ではない。
少し前に、何でも幼女に擬人化して、オタクを取り込んで知名度をあげたり収益化を図っている企業がバカみたいにあったが、そういうのではない。
あれさ、女の人の視点からしたら本当に気持ちが悪いだろうなぁなんて常に思っていたんだけど、やっぱり、幼女好きのオタクの人は、ああいうのでオナニーとかするのだろうか?
私も変態レベルは高いと思われるが、流石にそこまでいっていない。
LV99がMAXだとしたら、いくら変態といえども私なんぞ小者。
雑魚の雑魚くらいだから、恐らくはLV40いかないくらいではないだろうか?
何を基準に決めているかは不明だが、そんな感じがする。
女神転生であれば、「今のレベルでは扱うことができん!」と言われるくらいのレベルは持ち備えていると思っているけど、幼女のイラストでオナニーするレベルまではいかない。
私が主人公だったとしても、そういう輩は「お前のレベルでは到底扱いきれん」と言われてパーティーに入れることはできないだろう。
と、そんな訳なので、今日がラストという事で、当然だけどLeica M-D Typ262にSummicron50mm F2.0 4thを取り付けて、これまた当然だけど開放のみで撮影した。
っていうか、常に開放しか使っていないけどな。
絞った事はあるけど、余程、陽射しが強くてiso200でも無理ですわ~って時にF5.6くらいまで絞るけど、F8はねぇな。
isoは、余程の暗所であればiso800まであげるけど1600はない。
Leica M-Dでiso 1600にすると写真が崩壊する。
なので限界が800。
絞りもF5.6までしか使わないマイルールがある
そんなわけで、デフォルトはiso200のF2.0な訳で、今日もその調子でいつもより多く撮影してます状態でストリートスナップを撮影した。
なにせ超絶変態Leica M-D typ262なので背面に液晶ついてないんだわ。
どう撮影されたかはパソコンに画像を取り込んでRAW現像する必要があり、とても手間を喰うカメラに仕上がっている。
そんな仕様が大好きでやめられないんだけどね。
だから、何枚撮影してどんな絵が撮れたかわからん。
わからんまま撮影をしていて、それはまるでLeica M3で撮影をしているかのような感覚に陥るのだが、それがまた好きなのである。
Leica Summicron 50mm F2.0 4thと出会ったのは、4年前なので結構最近ではある。
その前までは50mmレンズといえばフォクトレンダーのアポランター50mmをメインに使っていた。
これ、個人的にひらがなの方が好きで、ふぉくとれんだぁのあぽらんたーと書くのが好きなんだけど、読みにくいからアポランにしておく。
何でもアポズミに引けをとらないレンズ設計でアポズミの1/10の価格で購入できると聞いて、速攻で買ったんだよね。
確かに写りはシャープ過ぎるくらい切れ味いい!
モンハンなら、切れ味最強なくらいの刀。
でも、デカいのと重い!
今の私なら使うのを躊躇してしまうくらい。
で、その後にいじわるな事にアポランの35mmが出て、ドクター赤城の話しでは(この人の意見は鵜呑みにはできないが経験値は半端ないから信憑性はあると思っている)アポランの50mmを凌駕する写りという触れ込みだったので、アポラン50mmを下取りに出してアポラン35mmをメインに使う用になったのだが、正直、アポラン50mmを凌駕しているのかわからなかった。
むしろ50mmの方がよかったんじゃね?くらいの勢いで月並みな写真しか撮れなかったが、それは私の腕が悪かっただけなのかもしれない。
まぁ、とにかくシャープで綺麗で絵はサッパリしていて、普通の写真。
普通過ぎてつまらない。
そこでアポラン35mmを下取りに出して、標準レンズといわれる50mmF2.0のLeica純正のレンズを購入してみることにした。
これ、誰もが思うと思うんだけど、50mmの標準レンズで30万円とかありえんだろ!
APS-Cだから比較するのもアレだけどCanonの撒き餌レンズなんて2万円くらやぞ?
他社の標準レンズなんかも、たかが知れた金額。
なのにLeicaだけは強気なのだが、レンズの合わせ赤ポッチに憧れていたという事もあり、LeicaにはLeicaのレンズがズッポシ似合うし、小さくて軽そうだ、が高い!
そして、ここで恐らくは誰もが悩むであろう、1st,2nd,3rd,4thのどれにするか。
オールドレンズも人気のないモノは安いのだが、ズミクロンは残念ながらどれも高い。
相場的にSummiluxは最初から除外していた。
で、3rdと4thはレンズ構成が同じなので写りは同じ的な記事を見て、でも3rdだけ唯一ツノが付いているというのも相当魅力に感じるも、全体の形が先細りしていて富士フィルムのレンズみたいで嫌だなぁと思った。
寸胴がいいのである。
でも、フードは別売りでもいいから外付けの方が恰好いいなとも思っていたんだけど、そうなると1stか2ndとなり、写りも大きく異なってくる様子なのと値段が高い!
と、いう事で必然的に一番安い、Summcron50mm F2.0 4thの6bitコード無しを購入することになった。
フードは内蔵だけど、まぁいいかと妥協。
レンズキャップがLeicaなのにプラスチックの安っぽいキャップだったのは残念に思えたが、よくよく考えてみると、この時期よりももっと前に友達のアポズミをいじらせてもらった事があったのだが、アポズミですら同じプラスチックのレンズキャップだったなというのを思い出した。
鋳鉄製のブラックペイントのレンズキャップがいいなとか思ったけど、無くすとショックだから安くていいやとも思ったね。
新宿のマップカメラに直接出向いて現金で買ったんだけど、相変わらず支払いの時は脂汗が流れでて、手が震えたね(笑)。
相変わらずの小心者である。
Leica M3の時よりも震えたわ!
って、その前にLeica M-D買ってるんだから、いい加減に慣れろと思うけど、ネット決済したのと現金手渡しだと緊張感が違うんだよな。
ああ、無駄遣いしたなぁって。
あれ?じゃああれだ、何か勘違いをしているな。
アポラン35mmは下取りに出しているから、他のアイテムを買う時に出したんだな。
で、記憶と意識が朦朧としているなか、新宿のマックに入って狭い席に座って人混みのなか、何を食べたのか覚えていないくらい動揺しながら食事をした記憶がある。
まぁ、どうせ、いつものテリヤキセットだろうけど。
マックの店内でレンズを付け替えて、新宿にあるLOVEの置物。
あの有名なやつ。
なんて名前なのかはわからないけど、平日のおかげかカップルとか人いなくて、LOVEの構造物を撮影したのがSummicron50mm F2.0 4thの初ショット。
そこから、新宿内をストリートスナップしながら会社に戻ってRAW現像したら、ため息しか出なかった。
なんだ、これは?と。
50mmの標準レンズは色々と使ってきた。
が、今までにない描写にショックを受けたね。
いい意味で。
友達のアポズミで撮影して、その絵をパソコンで表示した時にも3日間くらいは、今まで私が撮影してきた作品って何だったんだろう?と思い直さなければいけないくらいのショックを受けるくらいの描写で、アポズミが欲しいとは思わなかったけど、圧倒的な描写と独特な優しい色にヤル気を失くした事があったくらい。
アポズミとはまた異なる写真の前に1枚、薄い絹を纏ったかのような独特な描写。
拡大しても黒潰れしていない影部分。
なんじゃこりゃ?
これは買って正解だったし、4thにしてよかったと思ったね。
こいつとは一生やっていけそうだ、とも思った。
しかしそこはLeicaらしく、毎回素晴らしい写真が撮影できるわけではなく、条件が揃っていないと平凡な写真になってしまうのも、それはそれでありかと。
そんな出会いをしたズミクロンを下取りに出すのは、正直相当痛いし本来であれば出したくないというのが現状である。
が、ここ最近ね、Summilux35mmばかり使っていたせいか、出番が少なくなっていたのと、今日もそうだけど、視点が35mmになっていて、50mm狭っ!とか思ってしまったくらい35mmの目になってしまった。
M3ばかり使っていた時は完全に50mm視点だったんだけどな。
以前は28mmや35mmは広すぎて無理だわぁ~とか思っていたのに、今は逆転してしまったようだ。
それに、次のステップに進むために(むしろ退化するのかもしれない)ズミクロンを手放すという選択肢もありか、とも思った。
手放すのは惜しいけど買い戻すという事はしないと思う。
背面に液晶モニタのないLeica M-Dは、ほぼSummilux35mm F1.4 2ndしか使わないだろうし、これから購入するモノクロしか撮影できないQ2モノクロームは28mmだし。
どれもクセのありすぎるカメラしか手元に無くなってしまったが、50mmも、まだ手元に残っているから使おうと思えば、Summarでも赤エルマーでも七工匠50mmF1.1もあるが、どれも描写が異なるから、どれがいいともいえない。
曇りや雨の日はSummarというのはお約束になるだろう。
晴れていれば赤エルマー。
それとデジカメでなくても、フル整備されたレオタックスブラックペイントという変態カメラも所持しているので、28,35,50をメインに今後も写真を突き詰めていきたいと思う。
一応、90mmのブラックペイントのエルマーと135mmの得体の知れないレンズも持っているが、それは、どいつもこいつもオールドレンズという共通点があるな。

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