今日は日曜日なので会社は休みだが相変わらずの朝5時起床。
特に何をすると言う訳ではないのだが、とりあえずいつも通りの生活に戻すために日常通りの行動をすることにしているのだが、なんと表現していいのか、どうもここ最近は本当に腑抜けtしまっていて、なんなら本気で自衛隊の新入社員の心身を鍛える訓練に参加をした方がいいレベルくらい自分がダメになってきているのがわかる。
太ったといいながら大した生活習慣を変えられていないし、相変わらず運動もあまりできていないし、本当に自分に甘くてだらしなくて甘えてしまい、今なら誰でも私を倒すことができるだろうなと思うくらい腑抜けてしまった。
なので、せめて日常生活に戻れるように朝5時起きルーティンくらいはやっておこうよ!と思って朝5時起床をしてみた。
やるべきことはたくさんある。が、とりあえず朝食の準備をして、写真集をながめながらのんびりした。
このままいくと、自分が本当にダメになってしまうと思いながら。
そう思っても行動を変える事ができないジレンマ。
何もしないのも如何なものかと思い、ソファーに座りながらiPadでシン・ストリートスナップに入れる、訳のわからない詩のようなページを作成した。
これは以前にも少し書いたかもしれないけど、ソールライターの写真作品本を参考にしたアイデアで、正直なところ無駄なページでしかないのでは?とも思うんだけど、無駄という贅沢なページを豪快に使えるのは電子ならではの技だし、何かの間違えで私の語録的なものが好きな人が読んでくれる可能性もゼロではない。
私の思考は世間一般的な常識人には届かないし響かないし、そもそも誰も聞いてくれないし、多数決で私は世間一般的な常識人っではないというレッテルを貼られてしまい、何を書いたところで悪者にされてしまうのは重々承知しているが、とりあえず爪痕的に私の言葉を残しておきたいと言う気持ちを込めて書く事にした。
それと、写真1枚1枚に対してタイトルも付けて書きたいなと思ったんだけど、どれも似たようなストリートスナップにタイトルをつけるのは至難の業かもしれないと思って1回は諦めたんだけど、無題とかもありな訳であり、ほとんどの写真が無題では困るが、私の作品であることには違いないので極力、タイトルを付けたパートも制作してみようかなと言う気持ちになった。
とにかく渾身の一撃となるような、私自身のこだわりを詰め込んだ写真作品集であり、ストリートスナップの集大成であると言えるくらいに拘りを持って作品選択やタイトル紹介なんかをしていこうと思った。
午前中は、先日の夜に久しぶりにケルヒャーの高圧洗浄機のバッテリー充電をしておいた。
駐輪場に鍵もつけずに放置しっぱなしにしているBMXを洗浄して復活させるという目的が一番最初にあって、それ以外にも浴槽を高圧洗浄で清掃したり、網戸やらガラス戸の掃除やらベランダの床掃除なんかをしようと思って引っ張り出してみた。
とてもコンパクトに折りたためるのと、水を4リッターくらい溜める事ができ、持ち運びをして高圧洗浄ライフを送れるような仕様になっており、蛇口を直接、洗浄機本体に取り付けられない家庭にとってはありがたい存在なのである。
で、鍵もかけずに誰でも簡単にもっていけるように保管しているBMXは1年くらいおきっぱなしでも誰も持っていなかないという全く人気のないチャリで残念である。
ロードバイクであれば秒で盗まれてしまうことだろう。
サドルがついていないというのもチャリ泥棒のやる気を削ぐのかもしれない。
私が高校生の時に、サドルだけ盗まれるという事件が横行していたが、今思うと可愛い顔をしたエロい制服女子高生が座ったチャリのサドルを片出者が盗んでいたのではないだろうか?とも思える。
私のチャリのサドルを盗んでいったのは、完全に嫌がらせだろう。
何せ私に素手でチャレンジしてくる人は、かなり数が少なかったから、サドルを盗んで嫌がらせするくらいしか手立てがなかったのではないだろうか?と思ってしまうね。
約1年くらい駐輪場にほったらかしていたBMXの汚れはひどくて、高圧洗浄で綺麗にした。
錆びてしまったところは仕方がないが、そこまで汚くはないからよしとした。
以前からずっと気になっていたのだが、BMXの後輪のブレーキの効きが悪くて、後輪だけブレーキをかけてもタイヤがロックしたまま止まらないで滑る、みたいな感じになってしまっておりブレーキの意味が無いなと思っていた。
で、前輪のブレーキはオデッセイという、なかなかいい値段がするブレーキを取り付けているせいか効きが良くて、前輪だけブレーキをかけると後輪が浮いてしまうくらいの効力があり、この状態である程度のスピードが乗った状態でブレーキをかけると、後輪が浮くわけではなくてスリップするような感じ。
基本的に止まらない。
止まらないで後輪が横滑りしてしまうようなイメージ。
初見だと確実に車に轢かれるパターン。
で、ハンドルも曲がらない。
曲がる時はハンドルを曲げずに体重をかけて曲がるのだがハンドルが大きいから相当な余裕をもたせて大回りするような感覚で、私の手組みBMXに乗るなら相当な癖を把握しておかないと命取りになるのである。
ちなみに、前輪のオデッセイブレーキは6800円くらいで、後輪のノーブランドのブレーキは形が同じでも1000円くらい。
そりゃあ効きは全く違うだろうよ!
仮に前後共に1000円のブレーキを装着したら完全に事故るだろうな。
再びブレーキを再調整してみたが、設定は完璧であり、やはり後輪のブレーキはしっかりとタイヤのリムを掴んでロックしてくれるんだけど、タイヤがロックされたままズルズルと前進し続けてしまような感じで、仮に私の目の前でBMXをパクった奴がいたとして、私が大声をあげながら追いかければ慌てて速度をあげて漕ぎ始めると思うんだよね。
確実に国道4号線に飛び出して、春日部か足立ナンバーの薬中かアル中の外人チンパンドライバーに轢き殺されると思うんだよね。
これはある意味、計画殺人であり実際に起訴されたら実刑判決を喰らうパターンだな。
午後からは、どうしても気になって仕方がない、東京都美術館で昨日から開催されているミロ展の様子を伺いに散歩がてら行ってみた。
気温が高くて、冬の分厚い服装から一点して、この季節がやってきたといわんばかりに、ここぞと薄着女子が増えていたな。
今日もQ2モノクロームを持ち出そうかと思ったのだが、あまりにもMーDを使っていないので、パーツの動きが鈍ってしまっても嫌だなと思い、ものすごく久しぶりにMーDにズミルックス35mmの定番パターン。
MーDで数ショット撮影して驚いたが、私の視線というか視点が完全に28mmになっていて、あれ?35mmでも構図が収まらないな、というシーンが何度もあり、50mmしか知らなかった時代には戻れないな。
むしろ、今では50mmを使いこなせなそう。
APS-Cしか使っていない人とか、一眼で望遠狙っている人とか、絶対に28mmだめでしょ?ってくらい28mmの目になっていたのは自分でも驚きだったね。
少し前は35mmばかり使っていて35mmの目になっていたんだけど、まさか28mmになっていようとは。
数年前にアホみたいにリコーGR3ばかり使っていた時はファインダーなんかついていないから、背面モニターもたいしてみることなくシャッターを切っていたせいか28mm視線にはならなかったんだけど、LeitzPhone3の影響も強くて完全に28mmで構図やら完成を考えるようになってしまったみたい。
大昔は望遠ばかり使っていて、なんなら50mmでも満足いってなくて、35mmとか絶対使わねぇしとか言っていた時代はどこへ行ってしまったのやら。
で、楽しみで仕方がないミロ展へ期待せずに移動してみた。
どうせ日本にいる人間が全員押しかけたくらいの混み具合で、入場制限をしていて当日券なんて買えないんだろうなぁ・・・と。
今まで東京都美術館で、クリムト展、ピカソ展、エゴンシーレ展、岡本太郎展等々・・・
顔や性格に似合わず、美術展は好きで東京都美術館以外にも結構、見にいったりしているんだけど、東京都美術館が空いていた時は1回もない。
こんな絵のどこに価値があるの?と、全く理解できないんだけど、人の作品を見たり、意味不明な作品の中に隠されたコンセプトというか拘りみたいなのを探すのも好きだし解説されるのも好きだし。
見てみたいミロ展に展示されている作品のほとんどは、この絵に金銭的価値が生まれる理由がまったくわからないし理解もできない。
何十年もアトリエに籠って書いた大作とか書かれていて、これ園児でも描けるよな?
この人、何十年も何してたんだよ!とツッコミを入れたくなるような作品も大好きである。
仮にだが、その絵を100万円で買うか?と問われれば絶対に買わないわけなんだけどね。
そんな金あったらのライカのノクチレンズ買うわい!
と、そんな美術感覚ゼロの私ですら、お金を払ってまでわざわざ見に行くという時代なので、そりゃあもう昨日から開催されたばかりで、ポカポカと暖かい日曜日の午後。
短いスカートに脚丸出しにして、浮かれまくっている頭の中がお花畑みたいになっている輩が、あまりの暖かさに浮かれて日本にいる人間すべてが東京都美術館に集まってくるから絶対に無理だとおもいながら美術館の入り口の様子を見てみると、全くといっていいほど人がいない。
なんだ?休館日は明日のはずだ。
ミロの訳のわからない絵を見に来ない奴なんているわけねぇだろ!
私はアホだから仕方がないが、今までの美術展でこんなに空いていた記憶はない。
警戒しながらチケット売り場へ行くと、ほぼ並ばずにすんなりとチケットを購入することができた。
なんという奇跡!
北斗の拳のナレーションの声で奇跡の村!とか聞こえてきて、アミバではなくて本物のトキが出てきてボーナス確定したくらいの奇跡。
むさしの村!とかナレーション流れて、力也の飼い犬のムサシが出てきたくらい奇跡。
いやいや、そうだ!
今日はポカポカ天気で女子は薄着を自分の好きな男性に見られたいだろうし、建物内に入ってくる訳がなかったのかもしれない。
ミロとか絵画とかそんなの見ている場合ではなくて、薄着で可愛い姿を存分に堪能させて惑わせて自分の好きな男子以外に見られるのはキモいけど、自分の好きな男子には生脚を見せて魅せて自己満足というか、誘惑して気持ちよくなりたいと思っているのだろうという事をすっかり忘れていて、美術館=誰もが関心を寄せていて何百回もリピートするくらい好きだという誤認識をしていたようだが、でも今まで行った美術展は全て本当に混みあいすぎて入場制限までしていたのだが、ミロは人気がないのだろうか?
まぁ、あの絵に何かしらの価値を見出せと言われても難しいものがあるがな。
約100点のミロの作品をじっくり堪能して(約3時間くらい滞在した)2階ブースだけは撮影ができるようになっていて、色々と作品を撮影した作品みたいな写真を撮影してみた。
当然、ミロ展とハッシュタグをつけた写真を投稿してオリジナルステッカーはゲットしておいた。
それとポストカードも手帳に貼り付ける用に4種類くらい購入した。
3600円くらいで日本語の前作品集と説明がかかれた本も一瞬、購入しようかな?なんて思考がよぎったけど、オリジナルの作品を見て、全ての説明も見たし要らないかなぁ?と思い購入しなかった。
今でも購入しても良かったかなぁと思うけど、どうもあの絵に金銭的価値があるのが理解できないから、要らないかなとも思う。
ミロの最初に画家を目指して活動し始めた頃は印象派というのか、自画像もよ素晴らしく細かな表現やら色の表現ができており、とてもよかったのだが数十年後に書いた自画像は最初に描いた作品の面影ゼロで、まさるさんが簡略化された時の絵ですか?くらい酷い。
いや、酷いと思わせておきながら薄く下にしっかりとしたイラストが書かれているのだが、それはホラーともいえるような描写になっており、初期の頃の作品を描いた人物と同一だとは思えないくらい酷い。
数作品においては、私の友人が描いた波平かよ!とツッコミを入れたくなるくらいのイラストなんかもあって、こりゃあひでぇわぁと感心してしまった。
この作品をオークションにかけたら、いったいいくらの値がつくのだろうか。
夏休みの宿題で仕方がなくて作ったけど、提出した後に作品を返されても、どう処分していいか困るんだよな、みたいな感じの作品なんかも置いてあり、微笑ましくなってしまった。
岡本太郎が影響を受けたのか?と思うようなモチーフがあったりして、なかなかよく細かく観察することができ、ミロは多彩な手法を取り入れて作品作りをしていたせいか、作品に一貫性がない印象だったね。
有名な星シリーズのアスタリスクのような、尻の穴のようなマークやら女性器の卑猥な簡略化された、思春期の中学生がふざけて描いた女性器のような絵を描きまくっていて、こいつ恥ずかしくないのかな?なんて思ったりもした。
作品を燃やして完成させたもの、アスファルトやら炭なんかをコラボった作品等、時代で見た作品が取り込まれていて、色々と取り入れるチャレンジ精神は素晴らしいが、それは試作として、自分なりの一貫性のある作品作りをするのは重要な事であるという教訓を学べたのと、◯◯シリーズという枠を設けて、シリーズ化した作品を制作し続けるのは非常に良いと参考になった。
人も少なくて、美術を間近で従分に堪能することができた幸せな1日だった。