今日は月曜日なのだが、嫁の定期健診で慶応義塾大学病院へ朝から行かなければいけないので会社は休みをとった。
超絶ブラック企業ではなくなったので、予定があれば休暇を取れるようになった。
良い部分もあれば悪くなった部分もあるといったところだろうか。
最後に慶応義塾大学病院へ行ったときは嫁の退院の時で日曜日だったので、道路はがら空きで1時間もかからずに到着した印象が残っており、油断をして予約している1時間30分前に自宅を出たら、とんでもなかった。
朝から家の前で相変わらずの事故が起きており、急ブレーキの音の後にぶつかる音が聞こえたから、バカが事故っただろ?と思って観降ろしたら、案の定、大きな交差点でワンボックスファミリーカー同士がぶつかっていた。
1台は左折をしようとしていたらしく、もう1台は直進車で、左折車の横腹に突っ込んでいた。
おそらく左折車が信号変わっても左折しようとして突っ込まれたのではないだろうか?という勝手な迷推理。
この交差点は以前にも大事故があり死人が出ている魔の交差点なのだが、むしろどうすれば事故れるのか説明をしていただきたいレベルで危険性はゼロに等しいんだけどな。
私の持論で以前から書いているが、国道4号線はアル中とヤク中が8割を占めていて、ウィンカーつけずに強引な割り込みは日常茶飯事だし、信号無視ギリギリかアウト野郎も多いんだよな。
私が向かう方向と逆路線で事故ってくれたから問題はなかったが、反対車線は超絶大渋滞していた。
月曜日の朝から何しとんねん!と思ったけど、世間一般的な常識人は事故ってナンボの世界なのかもしれないな。
油断をして私が遅く出たのがいけないのだが、予約時間を大きくオーバーして遅刻してしまった。
いつもであれば診察券を機械にぶっ込むと超絶長い予約レシートが2枚出てくるのに、時間が過ぎていますみたいなメッセージが出て何も出てきやしねぇ。
てめぇら、人を待たす事に関して何にも考えていないのに時間に遅れたら予約表を出さねぇとか、時間に正確な管理をしているなら、てめぇらも時間通りに診察しやがれ!と言いたくなるが、それは人によって時間が異なるから1000歩譲って仕方ねぇなとは思う。
仕方ねぇから、最初に受ける検査の受付へ行き、まるでコストコで大量に買い物をしたかの如くの長いレシートを発行してもらい、「先生の問診を受けるには、この項目すべて終えてから、再びここへ来てください」と伝えられ、レントゲンだったり心電図だったり採血だったりと複数項目に別れており、順不同で全ての検査を受けてから、再びここへ戻ってこなければいけないとか、ロールプレイングゲームかよ!
いわゆるフラグが立っていない状態で、この辺り、情報処理系というかゲーム制作して遊んでいた身分としては、ダンプで指定したアドレスの0が1になればフラグが立ったことになり、イベントをこなしていなくてもイベントをこなしたことになってしまうアレである。
ファミコンで女神転生Ⅱで、門は固く閉ざされている・・・とか出てしまう場所でも、ノームを連れているとフラグが立ち、硬く閉ざされている門が開く的な。
猛両戦記マダラで例えるなら、すべての身体のパーツが戻ってきた、みたいな。
ギミックの身体を生身に変えてから、ツリーに来なさいみたいな。
生身の身体よりギミックの方が有利なんじゃねぇか?とか思ってしまうが、影王が能力に畏れてまるでバッファローマンがミート君の身体をバラしてしまったように、五体をばらしてしまうくらいなのでギミックよりも生身になる方が恐ろしいという事なのだろう。
麒麟が「あとは性器だけ取り戻せば完全な生身になるわ」みたいな同人誌的なノリが欲しかったのだが、麒麟が裸になるくらいでとどまってしまったのは非常に残念な漫画だったな。
中学生の頃は面白くて何度も読み直していたが、不思議な事に大人になってから読み直したら、あまり面白味を感じなくなっていたという、稀なパターンの漫画だったな。
そして、相変わらず慶応義塾大学病院は無駄に広く、1号館と2号館を行ったりきたりしなければ、すべてのフラグを立てることができなく、すべてのフラグを立てなければストーリーが進まないので、普通に歩ける嫁を車いすに乗せ、Bダッシュ状態で移動。
オラオラオラオラッ!邪魔じゃ!トロトロ走ってんじゃねぇ!カメがっ!
って、病院内はゆっくり移動しろよ!と思いながらも、コーナーは無駄のないライン取りに最小限のカウンターを当ててタイムアタック状態で移動をした。
こんな事を書いているが、曲がり角はきちんと減速して安全を確保したうえで曲がっているのと、人がいれば当たり前だがキッチリ減速して、ぶつからないようにゆっくりと避けてから再び急ぐというような感じ。
今日も余裕の5千歩越えを果たすことができたので、私にとっては丁度いいけど、患者にとっては地獄そのものであり、検査を受けるのにむしろ体調悪くなるわ!みたいな作りの病院なのだが、恐らく、世間一般的な常識人は私と時間間隔が異なっていて、私の場合は犬のように時間の流れ(寿命)が短いのではないだろうか?なんてたまに思う時があるね。
実際、犬みたいだし。
ラリーのチェックポイントの如く、受付へ車いすごとブッ込む勢いで受付を済ませ、そりゃあもう無駄のない動きで次々と検査を受け、すべてのフラグを絶たせた状態で、メインの先生の問診の受付へと戻る。
受付もね、超絶人が並んでいるんですよ。
どんだけ無駄が多いねん!
慶応義塾大学病院の唯一手放しで褒められる部分が、院内、どこでもWi-Fiが使えるという、それはもう素晴らしい事をしてくれているので、パケットを気にせずに電子書籍をダウンロードしたりポイ活なんかをしながら並んでいると、時間の無駄を感じることなくストレスフリーで受付を済ますことができる。
書き忘れたけど、フラグが立つ前に並んだ時も長蛇の列で2回目の長蛇の列に並んだ。
長細いレシートのバーコードを読ませて、すべてのフラグが立っていることが確認できたのか、問診を受けられるという新たなフラグが立ち、そこから1時間くらい待たされる。
私のようにやることがあって健常者なら問題はないが、人混みのなかで無駄に1時間も待たされたら、元から具合が悪いだろうに、余計に具合が悪くなって、待っている間に命を落とす者が現れてもおかしくないよな、とか思ったんだけど、世間一般的な常識人はそんな事は考えないのだろうか?
1時間くらい待ち、ようやく先生の問診を受ける時が来て、フラグを立ててきた診察結果を見て「順調ですねぇ、では1年後にまた来てください」というセリフと共に1分くらいで追い出されたな。
他の人は1分くらいでは出てこないのに、1分かよ!
何もないに越したことはなく、問題がないという事だけでありがたい事なんだけど、グラディウスやらグリーンベレーのような昔のコナミのゲームにありがちな、ラスボスに辿り着くまでは鬼のような難易度のゲームだけどラスボスは、メッチャ弱いみたいな。
でも、無駄に話しをしても意味はないので1時間待ちからの1分で診察終了という、マイクタイソンの試合みたいな状態になっていたな。
試合始まる前の中継がメッチャ長くて、いざ試合が始まったら1分以内で試合終わっちゃったみたいな。
ワンパンの秋生かよ!
本来であれば、これで無駄に待たされる会計を追えれば帰れるのだが、15時から歯科の予約が入っているのである。
これも口の中を一瞬見て終わるのが目に見えている。
ちなみに先生のありがたい1分問診を受け終えた時点で11時15分くらい。
3時間は余裕であるぜぇ。
と、いう事で、どうせ一瞬見て問題ないのはわかっているので、キャンセルしてしまえと思い、これまた遠い歯科の受付まで移動をした。
気分的にはファミコン版の女神転生1な気分。
1号館から2階へ上がって、渡り廊下を使い2号館へ移動。
2号館から3号館へ移動。
3号館からエレベータに乗り込み4階へ移動。
そこから歯科受付まで長い道のりを移動をして、これがロールプレイングゲームであれば途中でボスは3体くらいいてもおかしくないし、雑魚敵もわんさか現れて、3号館の4階まで行くにはレベル30くらいまで上げておかないと難しいよ、みたいな。
2号館2階で一番高いシリーズの装備を買い揃えないと3号館行った瞬間にゲームオーバーになるし、3号館の入口にボスがいるよ、みたいな。
実際に2号館の2階にはコンビニやら、体力回復の飲食店があるので、まさにロールプレイングゲーム。
キャンセルくれてやろうと思い、3号館の4階へ移動すると、たまたま担当の歯科医が近くを歩いていたので、速攻でとっ捕まえて直談判。
どうせ一瞬で終わるだろ?それだけのために15時まで待ってらんねぇから、何とかなんねぇ?みたいな事を伝えてみた。
コンビニでチキンでも買っておいて賄賂として渡す、とかそういうフラグはなく、融通を利かせて30分待ちで処置をしてくれたが、案の定、2分くらいで終了していた。
治療をするわけではなく術後の口の中を見るだけなので、そりゃそうだろうな、と。
この時点で12時前。
これで全てのイベントを終わらせることができ、最後の難問である会計受付へ移動して3号館4階から2階へ降りて、2号館を通過して1号館1階まで戻らなければいけないのである。
ロールプレイングゲームであれば、今まで倒してきたボスが何故か復活して連続戦を強いられるみたいなところだろうか。
もしくは倒したラスボスの形態が変わって、最後の最後、出口(会計)までしつこく追いかけてきて、出口ギリでピンチに陥るが、仲間が助けにくるみたいな、パチスロ逆転演出みたいな事になるのだろう。
で、今日も時間かかるんかなぁ?とか思いながらも、前回の会計で慶応義塾大学病院の手落ちが無かったので、今日は大人しく受付を受理してもらった。
数回前の事を持ちだしても、それは完全なるクレーマーと化してしまうので、直前に何もなければ何も言わない。
でも世間一般的な常識人は呼ばれるまでずーーーーーーっとボケーーーーーーーっと待っていられるみたい。
私には無理。
マジで無理。
30分も待たされたら会計受付へ乗り込む。
のだが、今回はすんなりと会計処理が終わり、基本的に嫁の病気の関係上、支払い金は無いはずなので油断していたのだが、退院する時に受付が休みの関係上、ツケになっていたのを忘れていて、私にとっては法外な請求金額が表示されたので一瞬驚いtが、そういやツケ払いがあったなと思い出した。
貸した金は覚えているけど、借りた金は覚えちゃいねぇんだよ!というジャイアニズム体質。
駐車場料金もかかるので、何か損した気分。
BMXのホイール前後セット買えたよね!みたいな。
そうじゃなくて、きちんと払えや!ボケが!
という事で、病院を完全に脱出したのが12時30分くらい。
いや、こりゃあ快挙ですわ。
仮に遅刻をしていなければ11時には脱出することができたね。
で、午後からは嫁を浅草へ送って私は自宅へ帰って溜まりに溜まったブログなんかの執筆をしたのだが、これはこれでつまらない時間の過ごし方だな、と。
なにはともあれ問題が何もなくてよかった日であった。