今日は土曜日なので会社は休みである。
以前のブラック企業時代のように土曜日出社でも全然かまわんのだが、いやいや、それだと宅録できねぇだろ!ってなるから、その時はその時で会社で作曲作業でもしているのだろうなぁとか思いながらの、いつも通りの朝5時どころか、今日から3連休だぁ!と子供かよ!くらいの勢いで4時に目が覚めた。
休みだからワクワクしている訳ではなくて、単純にトイレに行きたいなぁと思って目が覚めたのだが、周りが妙に明るくねぇか?と思って辺りを見回してみたら、寝室に置いてある置き型バケタンが青く光っていた。
赤じゃなくてよかったと思いながら、青だったことに感謝をしながらトイレに起きてから、寝れなくなった。
あと1時間でいつもの起床時間になるし、ポイ活でもやるか、という事でいつもよりも1時間早い起床をして、超絶早すぎる朝食の準備とポイ活をしながら、いつものように部屋全体の掃除を行い、すべて片付いたのは朝の8時で、毎週のルーティン通りの時間となった。
今日のご予定は部屋に引きこもってレコーディング。
嫁さんはお出かけしてしまうので、一人で自宅でゆったりとレコーディングを行う事ができる。
先週は寿司屋友禅のレコーディングを完了させることができ、ボーカルも録る事ができたので、完全完成しており、今週で換気星人のテーマ2025を完成させることができれば、タモロック10周年スペシャル企画シングルCDを完成させることができるのである。
あとは、オリジナルグッズの完成を待って、タモロック10周年スペシャルピックとピック缶ケースをセットにしたスペシャルBOXバージョンを制作すれば完璧である。
ピックと缶ケースと、あとひとつ何か考えて特典としてつけようと思っているけど、まだ何も浮かんでいない。
QRコードで、特別映像が見られるみたいな感じもいいんだよね。
内容はまったく考えていないけど。
で、数日前から換気星人のテーマのギターは練習をしているから、なんとかなるだろう。
そしてベースは10年前に作曲したデータが9割で構成されているから、今では考えられない作りをしていて、ベースはほぼ、8ビートのルート弾き。
えーっとね、めっちゃ簡単というか単純。
ドドドド、ドドドド、ドドドド、ドドドド、と同じルーティンで4つ打ちするだけ。
今ではベースはベースでメロディラインを作っているんだけど、当時は単純に仕上げている事が多かったな。
寿司屋友禅では別メロディを作っていたけど、換気星人のテーマは単純構成だったな。
今回は換気星人のテーマ2025という事で、新たに小節を増やして新たにメロディを作った部分や、曲の構成に関して、ほとんど同じなんだけど若干変わっていたりして、削った部分はないけど増やした部分があるといったところだろうか。
で、新たに追加した小節は、今の作曲感覚ではなくて10年前であれば、こんな感じで作るだろうなといった過去の自分をリスペクトして作曲しているから、新たに追加した部分を聞いてみると、正直なところ何を弾いているのか、よくわからないという、そこまで昔に合わせなくても・・・といった変な拘りぶりを発揮することができた。
今なら、こんな変な事はしないよ!というのを敢えてぶっこんだ感じ。
まずは簡単そうなベースのレコーディングからスタート。
10年前の換気星人のテーマよりもBPMを遅くしており、10年前の換気星人のテーマのBPMは170だったのだが、今回は150とあえて遅めにした。
メロディラインがハッキリして歌いやすくなった。
早けりゃいいってものでもないんだよね。
10年前くらいはXじゃないけど、早いテンポで超絶ロックな感じというのが恰好いいなと思っていたけど、最近はそうは思っていなくて、テンポが速くてロックな曲は好きだけど、それをやるか?というと全くやらないわけではないけど、換気星人のテーマ2025のイメージではないな、と。
ほとんど曲の構成を変えていないから、敢えて速度を落としてみた。
それでも、ベースで8ビートルート連打をしてみると、意外と難しくて途中で置いてかれるんだよね。
もうね、年齢的についていけない・・・ってことは無くて、今回も指弾きなので単純に指が追い付かないだけ・・・って、それが年齢的に追い付いてないんじゃないのか?
いやいや、多分ピック使っていれば、ダダダダ ダダダダと同じリズムでダウンピッキングの鬼になれていたと思われ。
思いのほか、結構なテイク数を重ねてベースのレコーディングを真っ先に終えることができた。
ギターリグのDI BASSを使い、気持ち籠ったような低音の効いたベース音になり、非常に満足。
曲全体の約9割くらいがルート弾きという単純構成の曲というのも、今後は絶対にないパターンなので、ある意味、貴重な体験をした気がしたね。
次に難関ともいえるギターのリズムパート。
リズムパートは、いつも通りにレスポールジュニアで弾こうと計画はしていたんだけど、敢えてjaguarで冒頭の方を弾いてみると、jaguarの音も悪くないんだよね。
むしろ、レスポールジュニアでリードパートを弾いた方が、音が鮮明というか抜けるというか、こっちの方が音良くね?みたいな。
セッティングしているプラグインが当然だけど、リズムパートとリードパートで異なるから、ギターだけの違いという訳ではないんだけど、まさかのレスポールジュニアの方が音が良いのでは?という疑惑発生。
jaguarの方が音がこもっているような感じがする。
私が勝手な印象で、レスポールジュニアはリズムパートで使うという刷り込みがされていて(恐らく、購入した2日後に前前前科のリズムを録って素晴らしい音だったからだと思われ)リードには向かないと勝手に思い込んでいたのだが、いやいや、レスポールジュニアはリードも良い。
これは結構悩んだね。
で、悩んだ結果、元々考えていた計画通りにすることにして、レスポールジュニアでリズムパートを録ることができた。
当時の作り方は非常に弾きにくくて、なんじゃこりゃ?というのが目立つのだが、そこは敢えて残しておいての換気星人のテーマ2025。
リードを録る前にトラック調整なんかをして音を整えておいた。
で次はリードパートをjaguarでレコーディング。
リードパートは合いの手な感じで入れているだけなので、1曲通してずっとパートがあるわけじゃなくて、所々にポツポツとある感じ。
10年前はリズムパートもなくて、ギターの出番は非常に少なくて、哀愁漂う合いの手を入れていただけなので、今回はもう少し合いの手を増やしてリードパートの出番を多くすることにした。
しかも、10年前の換気星人のテーマのリードパートは思い付きというか、楽譜にギターの音符が未掲載になっていて、その時のフィーリングで適当に録っていた事を思い出した。
こんな感じかなぁ?と思いながら適当にリードギターを弾いていたんだけど、それは今聞いても哀愁漂う非常に気持ちのいいソロになっていたんだよね。
今回は、きちんと音符でメロディを作ってのレコーディングではあるんだけど、前回のような哀愁漂う音を表現することができなかったな。
やはり感情に任せて弾いた方が音はよくなるものなのだろうか?
10年前のレコーディング環境は、imacのLogoc Pro9を使って、音作りはパソコンではなくて実機のエフェクターを使っていたはず。
やはりエミュレーターと実機では大きな差がつくのだろうか。
で、相当なテイク数を重ねて、ようやく完成させることができたけど、所々が不明瞭というか不安定な感じがしてならないね。
それも含めて換気星人のテーマ2025でいいんだけどね。
あらかじめ練習をしていただけの事はあって、今日1日で音の方のレコーディングを終えることができた。
後日、何回か聞き込んで、こりゃよくないなといったところがあれば、また録りなおす。
ボーカルのレコーディングは今日はできていないが、明日あたりにでもできればいいなぁ。
10年前に作詞したものを、ほぼそのままで使うんだけど、それでも換気星人のテーマ2025は別物という事で、一部の歌詞を変えたりしたかな。
あとは、換気!換気!換気!換気!の掛け声の部分のところをどうやって遊ぶか。
恐らくだけど、これが一番時間かかる部分のような気がする。
また初音ミクを使うのか。
もしくは自分の声を変えて使うのか。
もしくはKAITOも出動させて、初音ミクとKAITOをハモらせるのか。
セリフはどうするのか。
本編の歌詞よりも飛び道具的な、掛け声に時間かかりそうな気がするね。
とりあえず、予定通りにタモロックの収録を行うことができて大満足だな。
「あ!2025年はタモロック10周年だった!!」と気が付いて約1週間で、10周年スペシャル企画シングルCDを約8割完了させて、オリジナルグッズの手配までできているとか、どんだけ行動早いんだよ!と自分でも思ってしまうけど、やっぱりやりたい事はマッハでやって完成させて成果品を出して悦に浸りたいものである。
クロマニヨンズのグリセリンクィーンの歌詞を思い出してしまうくらい、やりたい事はマッハでやってしまう。
そういえばクロマニヨンズの新しいアルバム欲しいな。
サブスクで聞くことができないから買うしかないんだけど、渋谷のタワレコへ行けばクロマニヨンズの特大パネルが見れるみたいだから、とても気になるね。
一時期よりは、クロマニヨンズの曲のタイトルがまともに見えるのは、相当ヤバい状態な気がしなくもない。