2024年04月 ブログ

2024年4月21日 まさかのピンホールカメラ

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えー、唐突ですが、今日からピンホールカメラ使いにジョブチェンジしました。
って、令和の時代にピンホールカメラとかイカれてやがるのか!?
しかもブローニーだよ!
今の時代にベータのビデオテープがさぁ!って言っているのと同レベルだぜ!
もしくは、データ保存用のテープを買ってこなくちゃ・・・いや、もっと前か。
データ保存用の紙が必要だなとホザいているのと何ら変わらねぇよ。
と、いう出来事があった。
一応、昨日までの私のジョブを確認すると、メインはストリートスナップ撮影師。
装備品は、Leica M-D Typ262とSummilux35mm 2nd。
うん、なかなかの攻撃力だ。
はかいのつるぎまではいかないが、いい感じでラスボス手前くらいまではいける。
なのだが、今日ジョブチェンジをして(FF3感覚ね)ピンホールカメラ使いになった。
装備品は、MAMIYA R-D67 PRO sdピンホールカメラ改のみ。
レンズはない!
これは、モンクが素手で戦った方が強いよ的なノリ。
焦点距離27mmで、F値138。
ブローニーの6×7フォーマットで、シャッターは自分の手で遮光板をどけて、露光時間を自分で決めて再び遮光板で穴を塞いでシャッターを切るという、ある意味、Leica M-Dよりも破壊力抜群の装備。
当たれば必ず会心の一撃でデカいが、命中率が激低で ミス多発する、ある意味呪われた武器みたいな立ち位置。
ちょっとね興奮した。
順を追って説明をしていこうか。

今日は日曜日なので会社は休みである。
前日に4,5年ぶりに20kmくらい走った後遺症で、超久しぶりの酷い筋肉痛。
もうねバキバキに痛い!
膝痛いし、太もも筋肉痛で動かすと痛いし。
それでも3分プランクをキメて、自宅の10階まで上り下りを計6回くらいこなしたね。
朝ごはんの材料の調達だったり、途中、スーパーへ買い物へ行ったり、上記のカメラジョブチェンジ事件で出かけたりと階段を行ったり来たりした。
筋肉痛は小さい頃から多くあったせいか、痛いけど動かした方がむしろ早く回復するというのを知っているので、痛気持ちいいみたいな感覚で階段を登り降りしたけど、それは単なるマゾ野郎なんじゃないの?という意見もあるな。
でもね、太ももに負荷がかかって痛みが走るのは意外と気持ちよかったりする。
膝の痛みは不快でしかないけどね。
夕方くらいには、ほとんど回復して膝の痛みは、ほとんど感じなくなった。
いずれにしても軽傷で済んでよかった。
筋肉痛を和らげるために、上野付近を散歩して、そこから喫茶店でタモツさんの世にも不思議な物語の第4話を書きあげることができた。
思いもよらなかったエンディングにしてしまい、この大どんでん返しはいいね!と自画自賛したくなるレベル。
で、校正はまだだし、途中の文章を大幅に変更しなければいけなかったり、ラストのタモツさんの部分はまだ書いていないし、完全に完成したわけではないけど、一通り書き終えた着地は35991文字と最長。
これにタモツさんのエンディング部分が入るから、恐らくは37000文字まで行くかなぁ?ってくらい。
校正すると文字数が多くなる傾向にあるから、恐らく最終着地は37000文字前後になるんじゃないかな?という予想。
それはやってみないとわからないが、現在での全体文字数は135442文字で全体進捗は90.2%と、最終話を喰ってしまいそうな勢いで書き進めることができた。
最終話も何だかんだ言っても3万文字手前まではいくはずだから、想定よりも2万文字くらい多い文字数でタモツさんの世にも不思議な物語を完成させられるのではないだろうか?という予想。
金曜日と土曜日に思うように進めることができなかったから、若干の予定はくるっているけど、何とか今月中のリリースを狙っていくつもり。
来週中には決着をつける必要があり、集中して執筆しようと思う。
問題はこここからで、嫁の友達の知り合いのじいちゃんが「使っていないカメラがあってあんたの旦那、カメラバカだったよね?」みたいな話から、じいちゃんからカメラを譲り受ける資格があるのは、私ではないだろうか?という話が浮上していたらしい。
「うちの旦那は令和の時代にフィルムを自分で現像する時代錯誤しているオッサンで全滅危惧種に登録されてもおかしくない種族だね」みたいな話をしていたのだろう。
数日前に嫁から「要らないカメラがあるらしくて良かったら貰ってくれないか?って言われているんだけど」と相談され、どんなカメラか?と聞いたが、嫁がどんなカメラかを1回聞いたくらいではわかる訳もなく「何っていってたかなー、わかんない」ってそりゃそうだよね。
じいちゃんという話は聞いていたから、これはもしかしてさ、ワイドローライとかかもしれないなぁ、いやハッセルブラッドかも!
いやいや、でもやっぱワイドローライがいいなぁ。
買うと50万円はするし・・・
もしワイドローライ貰ったらどうしよう。
クソデカくて重いけど持ち歩いてメインカメラにするしかねぇだろ!みたいな、女神さまっで例えると、森里蛍一がブラフ・シューペリアが手に入ると思った時と同じ表情をしていたんだけど、じいちゃんの名刺を見せてもらって、陰ったね。
日本針孔・・・・あぁあぁあ~・・・・
ジュリーの勝手にしやがれが脳内再生されたね。
振付してもいいくらい。
要らないカメラって、これ絶対ピンホールカメラだよなぁ。
ピンホールカメラに当たりってあるのか?
嫁から聞いた話しだと、じいちゃんは私との会話を楽しみにしているような事を言っていて(又聞きでね)そりゃあ、令和の時代にピンホールカメラの話しができる変態は、そうはいねぇだろう。
でもまぁ、知り合いというかカメラ仲間が増えるかもしれないし、じいちゃんの話しも無駄にはならないだろうという事で夕方に会いに行くことに!
嫁と一緒にじいちゃんの自宅まで行き(ちゃんと手土産は買ってもっていった)ご対面。
うん、年齢は70歳くらいで、元気そうなじいちゃんだ。
で、持ってきたのが冒頭に紹介した破壊力抜群だけど、命中率クッソ悪そうなカメラ。
6×7の説明とかね、露光時間とかね、嬉しそうに話してくれるから、私もうんうん頷きながら、最近はフィルムも現像液も高くなりましたねーなんて、カメラの世間話しそして親睦を深めた。
ら、これはありがたかったんだけどSEKONIC L-398(多分、壊れてない)もいただくことができた。
これね、今はスマホのアプリでシャッタースピードを調べているんだけど、これはこれで便利なのよ。
オークションで1万円くらいで、新品で3万円くらいかな。
うん、ありがたい。
売ったり、貰ったはいいけど全く使わないという事はなくて、じいちゃんの意志を引き継いで、令和の時代に露光調査装置を使う!
というかピンホールカメラもきちんと使って、作品をじいちゃんに見せたるわ!と宣言したくらい。
お年寄りには優しいのよ。
さらに、HOLGAのピンホールカメラに改造途中のレンズが抜かれているガラクタ・・・じゃなくて、作品もいただいた。
HOLGAは1個持っていて、油断をすると裏蓋が勝手に外れてフィルム露光するデンジャーな代物を持っているのだが、じいちゃんのHOLGAの裏蓋はしっかりハマっていて外れなさそう。
「これね、銅板を用意してね、銅板を黒くする薬剤があるから、それで黒く塗るといいよ。スプレーだとね、穴塞がっちゃうから」と、おじいちゃんの知恵袋。
どうしようかな・・・
普通にレンズを入れて使った方がいいような気がする。
そもそも会社にロモグラフィーの直営店で売られていた35mmフィルムを使うピンホールカメラを在庫処分で980円でゲットした奴が箱に入ったまま転がっていて(未使用)そんなんもあるわけだからHOLGAをピンホールカメラに改造するメリットないんよね。
それに改造されたRD67あるじゃん!目の前にさ!
何台もピンホールカメラ要らないんすよね、流石に。
MAMIYA RD67を改造したピンホールカメラはしっかりした造りになっていて、ガラクタではないレベルの代物なので、これはこれでしっかり使う。
ここ最近、XP140で流し撮りみたいな事ばかりしていて、被写体としっかり向き合っての撮影ができていないから、初心に還って1ショットに賭ける!
オイの意地の示現流、一太刀にかける(かけるの漢字わからん)想いを受けちょれ!みたいな。
うん、ワンショットにかける情熱。
楽天証券のワンショット契約みたいな感じでいいんじゃないかな。
そんな訳で、今日から俺は・・・じゃなくて、今日から当面はピンホールカメラ野郎になって、何ならピンホールカメラの布教活動するわい!くらいの意気込みで、警察に職質くらいそうなカメラを持ち歩いて作品撮りをしたいと思う。
それと同時に、ピンホールカメラの作品集のリリースと展示会もやろうかなという事も脳裏に浮かび、そろそろ個展やってもいいじゃない?という思考も出てきて、じいちゃんのおかげで世界が広がったことは間違いない事であり、じいちゃんに感謝!
じいちゃんのナニかけて絶対にいい作品を撮ってみせる!という決めセリフを吐きたいものだね。

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