今日は金曜日である。
いつも通りに車通勤をすると金曜日だけあり、普段は人が全くいない時間帯に通勤や通学する女子が多い。
私の勝手な想像だが、仕事終わりの飲み会が楽しみ過ぎて、もしくは人生のすべてを賭けて「週末！ウエェェエエェエェーーーイッ！」とか叫びながら、いつもよりもおしゃれに気を配って生ジョッキを片手に豪快に掴んで一気飲みするイメージしかない人が朝からソワソワして、いつもよりも早い時間に出社するのだろうなという想像。
あながち間違ってはいないと思っている。
金曜日の度に、いつもは絶対に人がいない時間帯にも関わらず人が多いのを見ると飲み会が待ち遠し過ぎて居ても立っても居られない人ばかりなんだなと考えてしまう時点で、思考や精神に異常をきたしているのではないだろうか？と思ってしまう。
以前にも書いたが、そういうのが羨ましくてそう思っているんじゃないか？とたまに自分でも考えることがあるけど、何回考えてもやっぱり１人で静かに自分のペースで飲んでいた方が気が楽だし、うるさいのは嫌いかな。
たまにはいいと思うけど（２年に１回くらい）、毎週は勘弁してもらいたいし、どう考えても大人数で酒を飲んで無駄話しをするのは時間の無駄としかいいようがないな。
例えばだけど、「週末！ウエェェエエェエェエエェェエエエエェェェイイイイッ！！！」とか叫びながら頭にネクタイを巻き付けて、シャツが半分ズボンから飛び出して、この女性社員を酔わせてホテルに連れ込んでやるぜぇ！！！という下心を持ちながらも、終始、今後伸びそうな企業株の話しをしたり、お互いにプラスになる会話をするなら参加するけど、会社の愚痴やら恋愛の話しとか無駄過ぎると思ってしまい、その時点でつまらない男だねぇと自分でも思う。
せいぜい、自分が行った事がない場所への旅行話しなら興味あるから聞けるな。
私は、近所のスーパーくらいしか出かけないから、どのスーパーでどの食品が安いとか、そういう話ししかできないのも、つまらねぇ男だなぁと思うが出かけていないので話題の引き出しは少ない。
むしろ無いと言ってもいいくらいだろう。
そもそも私の毎日の行動の９割は無駄な事ばかりで、生きていくうえで寝るという事だけはしっかりできていて、無駄ではない行動は寝ること！と声を大にして言うくらいつまらない男である。
無駄だろうが無駄でないだろうが、楽しけりゃそれでいいんだよ！という言葉も信念にもっているので、楽しめりゃいい。でも、ガヤガヤ騒がしい場所で飲むのは楽しくない。
なので１人で静かにゆっくり酒を飲むのが楽しい。
でも、週末だからといって油断したり酒を飲むわけでもないな。
会社に到着してからは、ブログ執筆と手帳整理。
窓際社員だけあり、本来やらなければいけない仕事以外にこなさなければいけない仕事はなく、たまに私宛にかかってくる電話を対処するくらい。
そうなると、今日は久しぶりにタコ殴られ戦士！バコヤマンの執筆を集中してできそうだと思い、なんなら今日で第５話を書き終えてしまえるくらいなのではないか？と期待をしたのだが、とってつけたネタを書いているせいか、もしくは気分が乗らないのか、もしくは周りで人がウロチョロしていてウザったいと思ったのか、もしくは精神がまたもやぶっ壊れてしまっているのかはわからないが、どうもノリが悪い。
途中、電話対応をしたりはしたが不思議と周りが気になったかな。
精神的には、周りから監視されているから部屋にアルミホイルを張り巡らせておおく必要があると思えるくらいな心境。
いや、それはもう医者に行っても手遅れな状態ですよ？
死ぬのですか？
くらい、不思議と精神が不安定だったな。
恐らくは、今日に始まった事ではなくて数日前から既におかしくなっていて、まともな判断ができなくなっていた可能性が非常に高く、そんなんだからモンブランの１４９なんて購入してしまうのだ。
万年筆は好きだけど、先週までは１４９なんて全く意識していなかったし、先週の自分が今の自分を見たら腰を抜かすだろうな。
どんな経緯でモンブランの１４９を手にしてやがるんだよ！！って。
あと、手元に１４９があってもモンブランのインクを購入していないから使えないというのも精神的によろしくなかったのかもしれない。
ファミコンの本体をやっと買う事ができたけど、ゲームソフトが１本もないから本体を眺めることしかできないみたいな感じだな。
もちろん今日購入しに行く予定だが、すぐに行動する気になれず。
なので今日のタコ殴られ戦士！バコヤマンは集中してガッツリ書いたのではなく、時折、文章を少し書いては他の作業をしたり、落ち着きなく書いていたような印象。
金曜日は周りのテンションがあがり、私のテンションが下がるという感じかな。
本来やらなければいけない仕事のデータも一部、新規に作成しながら執筆もしたな。
夕方になり、今日中にモンブランのインクを購入しないと休みの間、全く使う事ができずに精神的によくないと思い、気分転換も含めて散歩がてらヨドバシアキバへ向かった。
コートを着込んでいるから寒くはないが、珍しくヨドバシアキバまで行くのが面倒だなぁと思ってしまったよ。
なんならネットで購入してもいいかな？くらい思ったんだけど、すぐに手元にこないし下手をしたら月曜日到着もありえるから、精神的にも今日、手元にないと自分が納得しないだろうと思い、一応、カメラも持ってお散歩。
でも、お散歩も全く気乗りせず、写真は４，５枚撮影したけどテンション低かったなぁ。
なんかね、何もかもが面白くないの。
自分自身が面白くないというのが一番よくない原因なんだろうけど、大勢の人間が歩いているなか、自分だけが孤立しているような気がして（事実、周りと馴染めずに孤立してんだよ！！）なんか哀しい気持ちが強かったかな。
窓際社員で誰からも声をかけられないのが実は精神的に病む原因になっているのかもしれない。
でもね、それを望んだのは自分なのだから、結果は受け入れるべきであり精神を試されるときでもあると思ったんだよね。
世間一般的な常識人と自分は思考が真逆で相容れる事はないだろうとずっと思っているし、それなら少数派という事で孤立するのは当然だということは承知していた。
そして、いざ孤立するとなんか哀しいとかありえないだろう。
空手を始めて顔面を殴られたから嫌になったみたいな、そんな情けない話しである。
精神が病んで、そういう思考になるのか、もしくは孤立していると思ったから精神が病んだのか、どちらが先かはわからないが、どちらにしても孤立に対して何かしらの影響が出ている可能性は高いね。
だから毎朝、行動予定を見て「笑顔を多く作る」なんて文字をみて、無理矢理に微笑まなければいけないのである。
それならば何も考えずに会社員でゴッタ返して、叫ばなければ会話ができないくらいに賑わっていて、隣の席には知らない会社の連中が盛り上がっているなか、「週末！ウエェェエエェエェウエェェエエェエェイイイッ！！！」とか大声で叫び、ダラしない恰好でゲラゲラ笑いながら女子社員を何とかして持ち帰る事に全力を尽くしていた方が精神的には良いのかもしれない。
同じ会話を何度もして、会社の愚痴を言って（会話が共有しやすいからだと思われる）仕事の話をして、泥酔自慢話をしてグッデグデに泥酔して駅のホームでゲロをまき散らして、電車に乗れずにホームで横になって、SNSに晒されて、翌朝意識がハッキリした時には見知らぬ駅で寝ていて財布とか荷物全部持っていかれて、スーツは所々破けたりボロボロになって革靴が片方どこかへいってしまっているような状況に陥ったとしても、孤立するよりは人生楽しいのかもしれないな、と自分の知らない世界を垣間見たいのかわからないが、かなり精神的に落ち込んだ状態だったね。
そんな精神状態でも、ヨドバシアキバへ到着して、目的のモンブランのミステリーブラックとルグランのボールペンの替え芯を購入することができた。
モンブランの万年筆は、モンブラン以外のインクを使ってトラブルが起きても修理してくれなくなるとの事で、純正品のみを使うことにした。
M４００は粘性が高そうなインクはガラスペンでしか使わないようにしているが、基本的には色々なメーカーのインクを入れて使っている。
メンテも楽だし、細かに分解できるからモンブランよりは、どちらかというとペリカンの方が実用的かもしれないな。
そんな事が語れるようになるくらい、私はもう終わっているのかもしれない。
精神的に元気であれば、ここからレモン社だったりキタムラやらニッシンカメラに立ち寄り、掘り出し物がないかをチェックするところだが、精神的に沈んでいるせいかどこにも寄る気がまったくせずに素直に会社へ戻ることにした。
自分史上、こんな事は今まで一度もなかったんじゃないかな？と思うくらい気分が沈んでいたね。
でも、ほんの少しだけ気分があがることがあって（喜ばしい方法では全くなかったが）、購入してきたモンブランのインクの箱をさっそく空けてみた。
その説明の前に、一般的なインクは１５００円前後くらいが相場だと思っているのだが、モンブランのミステリーブラックは60ｍｌで３８００円くらいする。
値上がりしてメーカー大儲けだろうけど、高いんだよね。
どうしてこんなにクソ高いのだろう？と疑問に思うも、そういえばLeicaも他と比べると何でもクソ高いな。
インクの箱とは思えない作りをした箱を開けると、インクのキャップにデカデカとモンブランのホワイトスターの刻印が見える。
ホワイトスターを見ただけでニヤニヤしてしまった・・・。
はぁ？
いや、お前、本当に終わってんぞ？マジで廃人かよ！
と自分で思ってしまうくらいヤバい精神状態だと本気で危惧し始めたくらい。
ホワイトスターのマークを見てニンマリするとか、もう人間捨ててるやろ？
どうしてこんな人間になってしまったのだろう？
そういえば、Leicaのカメラ上部に彫られているロゴを見てもニンマリしてしまうから、Leicaとモンブランは色々と似通ったところあるんだろうね。
両方ともドイツ製だし。
インクの充填はすーべーレーンM400でこなれているから、慣れた手つきでインクを充填。
作業しなれているせいか、これはペリカンでもモンブランでも感覚が同じでニンマリすることはなかったな。
とにかくモンブランインクの瓶とキャップの作りが良くて、インクが高いのは瓶のせいじゃねぇの？と思いたくなるくらい、他のメーカーのインク瓶と比べると雲泥の差があるくらい作りが違ったな。
これは確かに所有欲は満たされるなと納得。
結局、タコ殴られ戦士！バコヤマンは第５話を１８５４５文字まで書き進めることができ、進捗は６１．８％で全体では１３７８７２文字で全体進捗は９１．９％
前回から７４６７文字書き足すことができたのだが、精神的に沈んでいなければ、恐らく今日で書き終えていたかもしれない。
あ、でも散歩で３時間くらいとられるから、ギリ書き終わらないくらいだったかもしれないが、今日の精神状態で２万文字手前まで寄せられれば上出来だろうと自分を甘やかしておいた。
今月中には書き終えることができるから、タコ殴られ戦士！バコヤマンのイメージアルバムの制作と追加イラスト等にも力を入れていかないとバランスが悪くなるな。
以前も精神的に病んできていたが、今回は少し違ったね。
赤井秀一（コナンに出てくるキャラね）のセリフとDJ KOOの本で読んだ教訓が活きて、少しだけ精神状態を回復することができた。
赤井秀一は、毎朝確認している「目先の出来事に～」ってやつで、DJ KOOは気持ちの切り替えを行うという文面が脳裏を駆け巡ったね。
もちろん、すぐに気持ちの切り替えができるようになれば、人生無敵モードになるというのは大昔からわかっている事なんだけど、頭でわかっているのと実践するのでは大きな差があり、頭でわかっているだけであれば、それはわかっていないというのと同義語であり、自分で体感して「あぁ、これがそうか」と納得して初めてわかっているという状態になるのだろう。
なので、音楽を聴いて気分転換（散歩だとダメだったけど、陽気にひとりで歌いだしたら気持ちが少し晴れた気がした）をすることができ、気持ちの切り替えができた。
アンソニーロビンスの方法では私には合わず、方法がインパクトありすぎて今でもやり方は覚えているんだけど、その方法が効果があるかどうかは人によるよな。
なので去年に５００円の中古本で購入したDJ KOOの本は５００円以上の価値があったという事になり、頭ではわかっていた事を実践して、実際に気持ちの切り替えができた。という素晴らしい体験をすることができただけでも、今日はラッキーな日だったと思う。
時折、孤独に耐えられなくなった時にはDJ KOOの本を思い出すのと同時に、赤井秀一のセリフに助けてもらおう。
これは後にきちんとブログ等で書こうと思うが、モンブラン１４９というか、まずミステリーブラックがインクが古結しないように注意深く作られているせいか、文字がシャバシャバしていて水っぽい感じ。
ペリカンの純正インクも似たようなところある。
M400ばかり使ってきたせいか、同じような感じで書くと文字が擦れる。
これは不良品ですか？いえいえ、あなたの書き方に問題があるのですよと返されてしまうような感じで、最初の書き出し文字が薄かったり、文字の途中でインクが薄くなったりするけど、確実に私の使い方が悪いような気がする。
書く紙によっても書き心地やインクの出が異なり、印象がまるで違ってくるようだ。
モンブランという事で気構えしてしまうのか、無駄に肩に力が入って書きにくい感じもしたな。
で、その後にM400で書いてみたら、今まで以上に気兼ねなしに使うことができるようになり、むしろM400の方が日常使いにはうってつけだなと思ってしまったくらい。
でも使っていくうちにモンブランだからという気構えはなくなって、スラスラと文字が書けるようになるだろうという予感はある。
これもLeicaと共通する場面があり、Leicaのカメラだと気構えしてしまい被写体とかにも、そういう雰囲気が伝わってしまう。
少しでも長くモンブランを使って、１４９と仲良くなりたいところだね。