2024年03月 ブログ

2024年3月5日 今日は1日感謝しかない!

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今日は、私の病んでいる心を根本に覆す事ばかりで、良い意味で精神が揺さぶられた。
現在の私の心境というか、価値観というか、考え方が変わるくらいの大事件で、もしかしたら世間一般的な常識人の人には染みないかもしれないけど、普段の日常で、誰からも相手にされなくて文句しか言われなくて、何をしても評価はされず、どんなアイテムを持っていても誰一人見向きもしないくせに責任だけは押し付けてきたり、何でも私のせいにされ続けてきてばかりで、誰からも理解されないという境遇だからそう思うのかもしれない。

今日は千葉県の銚子方面の海沿いで仕事の予定が入っており、かなりいい加減な感じがするけど敏腕営業マンの人と同行で移動した。
相変わらず私は助手席に座っているだけの楽なポジション。
午後から予定している会社へ訪問する予定だが、朝イチで会社を出発。
雨も降っているし距離もあるしという事で早めの出発である。

車の中では、仕事の話やら近況の話やらその他諸々の話をして、会話は尽きない。
仮に会話がなくても、タモロックの歌詞を思考できるように、タモロック作曲専用ノートとペンを持ってきているので、時間の使い方はどうにでもなるようになっている。
どうせ帰りは、どこぞかの駅前で降ろされて電車で帰る事になるだろうと予測をしていたから、電車移動中に歌詞を考えられる準備は整えてきている。

仮に私一人で銚子方面に来るのであれば、車に積みっぱなしになっているダホンK3とシーバスロッドの出番となるだろうけど、今日はそういう訳にはいかない。
昔からの社員で、激動のブラック企業が終わる直前を知っている人なので(激動時代にはいなかった)付き合いは長く、私が遊んでいる事は知っている。
現状で社内の人間は、昔のブラック企業を生き抜いた旧社員と現在のホワイト企業しか知らない新社員が混じっており、ブラック企業から生き抜いた人は確実に昭和脳がこびりついている感じ。
ホワイト時代しか知らない新社員は、全く理解ができないだろうし、私から言わせてもらうと文句にも小言にもならないくらいの怒鳴られ方をしても、秒で会社を辞めてしまうだろうという予測をしている。
内心、あの時の激動の時代に戻って、8割の社員には辞めていただきたいなという昭和の方が居心地いいですよね的な、そりゃああんた、マゾですやろ?と3回くらい聞き直されるくらいのマゾ体質なので、1回昔に戻ってもらって昭和の常識の無い人には撤退していただけ・・・る訳がなくて、むしろ逆で激動を生き抜いた古臭い昭和脳の人間が撤退をすべきなのである。
連休明けの初日に有休とか死んでもとれなかったし、そもそも有休がとれなかったし、そんな事を言おうものなら怒鳴られて脅されてグチグチ小言を気化された挙句、仕事帰りに行きたくもない居酒屋に強制参加させられて夜中までグチグチグチグチと同じことを無限ループで聞かされた挙句、有休がとれないというのが常識だったんだけどな。
慰安ではあっさりとれるし、誰も文句言わないし。
じゃあ、お前も生きやすい時代に生きろよ!となりたいんだけど、29年間勤務して、25年間怒鳴られ続けて文句を言われ続けて給料が上がるところか、むしろ下げられて浅8時から21時まで強制勤務させられた挙句、寝ないで覚えてこい!とか休日は経営の本を読んで感想文書いてこいだとか、休むなんてとんでもねぇ!という生活を強いられてきて、突然、生易しくなったところで精神がおいつかない。
ジャングルで戦争をしていて、突然、戦争は終わったから武器を置いて出てきてくださいなんて言われて、はいそうですかなんていかないだろう。
確実に罠で、武器を置いて出て行ったら撃たれるよ。
そんなの信用できるか!って話し。
実際に、ブラック企業時代は年間100人くらい営業が立ち代わり入れ替わっているしな。
早い人は、朝初出勤をして午後には姿が見えなくなってる人もザラにいたしね。
そんな激動を生き抜いた社員はいるし、思考が私寄りの人が多いのも事実。
目の前で怒鳴られて辞めていく社員を数百人見てきて、戦争に例えれば確実に戦死した人に例えても不適切な表現とは思わないくらい。

こんな事をグチグチ書いていても状況は変わらない。
先に進もう。

早めに到着していしまい、早めの昼食をとることになり、営業は何回か来ているのでお勧めの定食屋があるという事で、そこで昼食をとることに。
孤独のグルメに出てきそうな、いい感じの食堂で、昔懐かしい雰囲気を漂わせている。
地元の作業員の人が3,4人で卓を囲んでいて地元の人がよく利用しているというのは伝わった。
メニューは丼ものとそばがメインで、食べたいものばかり。
昼飯は、いつもコンビニのパンで300円未満に抑えるくらいしか食べていない私にとっては選択肢が多すぎて、しかもどれも食べてみたいと思うものばかりで、常に空腹だけど満腹になるまで食べてみたいという欲望で、優柔不断野郎の私がメニューを決めるのにやや時間をとってしまうという、無駄時間をしてしまった。
何度か来ている営業の人と同じものを頼んでおけば間違いないかと思い、とんかつ丼とそばセットを注文してみた。
1200円と、いつもの4倍の金額だが、恐らくは量は多いだろうという予感がした。
で、予想通りの大盛りで、普段であれば確実に致死量を超えている米の量に、衣に濃いツユが染みこんだ分厚いカツ。
蕎麦は普通だったが(めんつゆが甘く感じたな)カツ丼は物凄く美味しくて、もしまたここに来ることがあればリピートしようなんて思ったくらい。
昼食の量も値段と同じくらい4倍の量は食べたね。って、それ以上か。
営業と一緒に昼食に来ると、ほぼ奢ってくれるのだが(仕事を投げられてばかりいるから)ここ最近、私の精神がぶっ壊れてていて、とても疲弊していたせいか、奢ってもらえてとてもありがたい!と思うのはいつもだが、不思議といつも以上にありがたかったな。
カツ丼がめっちゃ美味かったからなのか、弱っている精神に刺さったのかはわからないが、なんか奢ってもらって申し訳ないなという気持ちになってしまった。
ガシガシ仕事投げられて腹立っていたはずなんだが・・・。
人から優しくされるのが久しぶりだったのか?なんだかわからないが、とにかくありがたかった。
で、客先へ向かい奢ってもらっているから営業に迷惑がかからないように仕事をこなすと、お客さんからも「近くの、いちご狩り農家から大量にイチゴを貰ったが食べきれないから持ち帰ってくれ」と言われ、その場で5,6個いただくと滅茶苦茶甘くてうまい。
今、私が食べた大粒のイチゴをスーパーで買おうなんてものなら、確実に800円くらいするであろう自宅では絶対に買わないレベルの大きさと甘いイチゴを、デカいパック2個に入れてお土産をもらってしまった。
いや、私に親切にしすぎ。
これ、どうやって恩を返せばいいだろうか?って、仕事で返せばいいんだけど、フレンドリーな感じの人で「これが人間か・・・」と思ってしまったくらい温かい人だった。
それなのに、私はなんだ?
春日部ナンバーのクソ野郎は煽ってくるから、車からずり降ろして血で滑って攻撃できなくなるまで、顔面に膝蹴りを叩きこみたいとか、どうせこのクズ野郎も金と女の事しか考えてねぇだろとか、路駐している車が邪魔だから運転席に火炎瓶投げ込んで火だるまになって降りてきたところを車で轢いてやりたいとか、何度か足立区でメンチ切られたから本当に殺す気で睨み返したら誰もが逃げてしまい覚悟ができていない中途半端のゴミ野郎しか居ねぇとか思ったり、もうね、私がクズ野郎。
いや、それは重々承知な事なんだけど、どうしてこんなクズ野郎の私に優しくしてくれるのだろう?と心底思ってしまった。
なんで?どうして?
世間一般的な常識人は私を見ると嘲笑ったり、喧嘩を売ってきたり、バカにしたり、無視したり怒鳴ってくるのが当然の世の中のはずだが?
本当に理解ができないのだが、現在の私の価値観に疑問を抱き、心が揺さぶられた事は間違いなかったね。
なんだろう?
私も他人に優しくできそうな気がしたし、そうでもしないと、イチゴをくれた人の優しさを踏みにじることになりかねないなという心境になった。
というより、あんた、そんなキケンな思考でほっつき歩いているんかいな!って話しかもしれないな。
でも、正面から歩いてくる人にいきなり刃物で刺されたり、いきなり背後から頭を鈍器で殴られたり、こちらが気を付けていても死角から車が突っ込んできたりするのが足立区だから、常に反撃もしくは避けられるようにして、私の間合いに入る者は妙な動作をした瞬間にカウンターで反撃できる趣味レーションを瞬時に思い浮かべて、どんな体勢からでも反撃できるように警戒をしているんだけど、そんなことをしているのがバカらしくなるくらい穏やかになれた。

仕事は終えることができ、後は電車の中で歌詞でも考えながら会社に帰るか・・・なんて思っていたら、営業が少し距離はあるが酒蔵があって、そこで売っている生酒が美味いけど観に行くか?と聞いてきて日本酒好きの私はふたつ返事をした。
すぐ近くの道の駅があって、野菜が新鮮で安いからそこにもよってみようという事になり、ドライブ継続。
酒蔵は開いており、生酒も販売していて四合瓶で値段も1500円とリーズナブル。
下手にスーパーで売られている名の通った日本酒の下級レベルを買うよりも、断然美味い日本酒は多く、1合で5000円くらいしてしまう日本酒とまでは書かないけど、それに近いくらいの水感、飲みやすい日本酒も少なくはない。
で、それを買おうと思ったら、何故か営業の人が買ってくれて、ここでまた謎が深まるわけですわ。
値段の問題ではなくて、どうしてここまで私に優しくしてくれるのだろう?と。
買ってもらって本当に嬉しいし感謝しかなくて、素直にありがとうと言えるんだけど、こんなに優しくされたことって、人生の中で数回しかないんじゃないだろうか?と思うくらい。
世間一般的な常識人からしたら、そこまで思わないのかもしれないけど、飼い主から虐待を受けてきた犬が保護されて突然優しくされたみたない心境。
まるで野良犬だな。
まだ飲んでいないけど、絶対に美味いやつだと思われる。
そして、何故か道の駅で、151円のとても詰まった張りのいい美味しそうなキャベツを買おうと思ったら、一緒に買ってくれるし。
そんな優しくされたら泣いてしまうだろ!ってくらい営業の人には1日中世話になってしまった。
確かに仕事は投げつけられたりして、営業も何かしらで返そうと思っていたのかもしれないが、それはね、私に優しくし過ぎですわ。
もしかしたら、私も他の人にやさしくできるかもしれないし、そうならなくてはいけない気がするくらい優しくされることに慣れていない。
ある意味、私は可哀そうな奴でもあるし、逆に忘れていた感情に触れることができてラッキーだったと思うし、営業にはむしろ借りができてしまったくらいな出来事。
でも、帰りは最寄り駅で落とされて電車で帰ることになったが、電車の中でタモロックの「誓い、そして感謝」という歌詞を決定することができた。
なんだか今日の出来事を詩にしたんすか?と思われてしまうようなタイトルだが、それとはまったく異なっていて、この曲は20数年前以上に作っていた曲で、1回、それなりに歌詞を当て込んだ事はあったんだけどリリースしていなくて、その歌詞の大半を変えて完成させた感じ。
恋愛モノの歌詞で、お前が恋愛モノとか書けるのかよ!と自分でもツッコミを入れたくなるツラをしているが、間違えた乙女心は持っているから(そこ!吐かない!)それなりの恋愛モノは書けると思っておきたい。
女性視点の歌もそのうち書くし、詩の主人公の世界観にダイブして主人公目線で、その世界を体感して詩を描くような流れ。
そんな事しているから精神こじらせるんじゃないんでしょうかね?
貰ったイチゴは私がうれしいのではなくて、大量にもらった甘くて大きなイチゴを嫁に渡した時に大喜びしてくれる嫁を見るのが嬉しい。
自分1人であれば食べないしな。
今日は、現在の私の心境の価値観というか考え方を改めるというか、失っていた温かみに触れて今のままではいけないと外れた道に気付かされたというか、どちらにしても私にとってはとても良い体験ができた1日であった。

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