2024年04月 ブログ

2024年4月17日 大きな過ちをした・・・

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今日は水曜日なので車通勤の日であるが、少し様子が異なり、またもや大島へ出張しなければいけない日なのである。
もうね、これ相当悩んだ。
丁度、2年前の4月にも大島へ行っていて、その時の事を目を閉じると昨日の出来事のようにすべてをハッキリ覚えていて、それは何故かというと、相当に恐怖体験をしたから一生忘れることはないと思う。
世間一般的な常識人からすると恐怖でも何でもないかもしれないけど、裏砂漠で1人で彷徨ったあげく墜落ポイントで恐怖を覚え、さらに一気に雲がかかり辺り一面真っ暗になって泣きそうになったのと、駐車場から裏砂漠へ出るまでの獣道が、もうね雰囲気あり過ぎて、誰かしら周りに人がいれば恐怖感はないと思うんだけど、終始1人。
1人の方がお似合いだからいいんだけど、何かトラブったら終わるしかないような状況で恐怖を楽しめた。
本当にだだっ広いところで、ここ本当に東京都?と思ってしまったくらい。
空は広いしね。
もうね本当に恐怖だったわ。
で、翌日に三原山に行ったんだけど、表砂漠で遭難して(逆にどうすれば遭難するのか謎でしょ?)正規ルートに戻る獣道の間に謎の生物に襲われそうになり、ようやく三原山の火口まで辿り着き、Leica M3でこれでもか!というくらい激写して(確かSummilux35mm 2nd着けてた気がした)食料をまったくとっていなかったから、本当に運が良かったんだけど整備された山道でハンガーノック。
本当に指一本動かせなくなってしまい、倒れた場所が表砂漠だったら、本当に死んでいたね。
もうダメかもと思った時、Leica M3で撮影した3本のフィルムに収められた写真作品集を誰かが編集して出版してもらわないと困るな、誰か私の作品を引き継いでもらいたいという気持ちになったね。
親とか嫁の事はあまり考えなかった。
先に死んでしまうのは申し訳ないなという気持ちはあったけど、どちらかというと遺作となる作品が世に出なくなるかもしれないという方が気がかりだったよ。
大した作品ではないけど、Kindleストアで大島というタイトルで販売しているから、良かったら読んでもらいたい。
文章はなくて写真のみだけどな。
と、いうのが丁度2年前。
あれから、もう2年も経つのかというのが本音。
で、また大島へ今日行かなければならない。
大島で気になっているのは、大島公園くらい。
今までに6回くらい大島に行っているから、他はもういいかな。
断層から海を眺めてボーっとしたり、歌詞なんか考えてもいいかなとは思うんだけど、正直なところ時間を持て余してしまうんだよね。
内地みたいに、何時間でもいてもいいっすよ的な喫茶店もないし。
レンタカー借りないと移動は厳しいけどレンタカーを借りるのも面倒だし。
と、いうかそこまでして行きたい場所がもうない。
大島を堪能するには、既に堪能し過ぎてしまっていてお腹いっぱいな状態な訳。
そこで1泊する必要ないのに1泊するか?で相当悩んだ。
小説を書く時間は、物凄く確保できる。
それはそれでいいんだけど、それしかなくて、それなら翌日に会社で書けばいいじゃない。
ともなる。
コンビニは近くにあるし空調はきいているし、やや周りが騒がしいのは弱点だけど、それくらい。
1泊すると荷物も増えてゴチャつくのも敬遠して、日帰りを決め込んだんだよね。
現地でも考えたくらい。
宿泊するかしないか、本当に考えたね。
でも日帰りに決めた。
いつも通り(行き慣れ過ぎている)ジェット船で移動。
事前予約はしておらず、いつも当日に窓口でチケット購入。
平日なら余裕で席が取れるが、帰りは50席くらいしか空いていなくていつもより混んでますねーという案内。
で、ジェット船で指定されている席へ着席して出発までの間、YAZAWAの2巻を読んでいたら、年配の人の良さそうな人が声をかけてきて「何や?」と思ったら、遠慮しがちに席の確認を求めてきた。
いやいや、チケット番号と席番号間違えてないよーと提示すると、年配の人の良さそうな人もチケットを出して、私の席番と全く同じ席番になっていて「なんじゃこりゃ?」と2人で大笑いした。
何回も利用してますけど、こんなん始めてですねーなんて会話をしながら、職員に確認してもらうと、どうしてダブったかの理由は言わなかったが、私が2階の少し広い席へと移動させられた。
周りに誰も座ってなくて、前の座席もないからフリーダムだ。
大島まで移動中はYAZAWA2巻をずっと読んだね。
1巻が面白かったが故に、2巻は少し残念な感じ。
得られるものがないわけじゃないんだけど、読んでいてもあまり面白くない場所が多かったな。
やはり続編に名作は無しという(そんな事ない)私の考えに誤りはないな、と。
大島へジェット船で向かうと入港する場所が2か所あり、元町港か岡田港の2択。
今日は岡田港でお客さんは元町港から数百メートルのところにあり、岡田港からだと約6kmくらいある。
山道通るからアップダウン激しい山道。
仮に歩くと約1時間20分くらいかかるね。
スーツと革靴だから走る気全くないんだけど、走ったら40分くらいだろうか?
走り込んでいた時であれば30分もあれば到着しそう。
でも、今回は仕方がなく大嫌いなタクシーを利用した。
散々ムカつくとか、タクシーなんて無くなってもいいよとかクソミソ書いておきながら利用するのかよ!という相手からしたら乗車拒否しても文句言えない立場。
帰りの船の時間が無ければ、確実にストリートスナップ撮影しながら歩いて向かったね。
でもね、15時30分までに仕事を完璧に終わらせて、また岡田港まで戻ってこないと内地へ帰る事ができなくなってしまうのだよ。
現在10時30分。
仮に歩くと12時着くらい。
で15時には岡田港についていたい。
そうなると、仕事を終わらせることができなる可能性があり、タクシー代を支払うことで時間を買うという選択肢をとった。
宿泊を決めていたら絶対に歩いていたね。
で、仕事はスムーズにいったんだけど、担当者がちょっとセッカチな人で振り回される感じ。
で昼食は近くの定食屋で食べようと思ったんだけど、満席で仕方がなく近場の焼き肉屋へ。
2年前に行った寿司屋も、比較的近くにあって海のモノが食べたいなと思ったんだけど、2年前に訪れた時に来客者に対しての態度が相当悪くて、やっぱ2度と行かねぇと思って焼き肉屋にした。
なんかね、わからなくはないんだけど地元民優先で、余所者には味噌汁も出ない(味噌汁付きって書いてあったんだけどね)言っても出てこなかったから、ダメだ、この店・・・と思った事を昨日のようにはっきり覚えている。
焼肉定食は美味かったけど、油っこかった。
味が濃いから美味かったということなのかもしれない。
で、僅かな時間を利用してLeica M-DとSummilux35mm 2ndとiphoneとXP140でストリートスナップ。
元町港付近は、ほぼ毎回来ていて撮影し飽きているけど、少し異なった視点でのストリートスナップをキメておいたけど、それでも15分くらいかなぁ?
で、午後の仕事を終えて社員の人が港まで送ってくれたので大助かり。
本当にありがたくて感謝するんだけど、港に着いた時刻は15時10分。
あのー15時30分には船出るんスけど・・・
港の前にあるお土産屋で自宅と会社へお土産を買う。
以前に食べた事があるがソフトクリームが売られており、それをね、食べたかったよ。
店の前で風景眺めながらソフトクリーム食べたかった。
それだけが今回、悔いに残ったかな。
前回は元町港の前の土産屋で食べた。
毎回、食べている気がするけど今回は食べる時間なかったんだよね。
理想では船が出発する1時間前には到着して、辺りの詮索とソフトクリームを食べるという夢がかなわなかった感じ。
超、ギリ。
会社にお土産買うとう行為(小さい小分けのお菓子が沢山入っている箱に入ったやつね)も微妙で遊びに来ているわけじゃないんだから買わない方がいいと判断して、毎回買っていないなだけど、ここ最近は新しい習慣やグルノートなんかの影響のおかげで、他人とも多少は距離を縮めるという心理が働いてお土産を買ってみた。
15時休憩の時に女性社員が全員の机に配ってくれるんだけど、それを買ったわけ。
人によっては、遊びにいったのかよ!と思うかもしれない(むしろ思わない社員がいるのだろうか?)けど、少しだけ人間らしい事をしてみたかったんだよね。
クールで冷たくて、何も発言しなくて、ムカついた時だけ怒って、なんだコイツ?っていうのを、あ、この人笑う事ができるんだ、ってな感じで。
人情じゃないけど、そういう感情も出せればなぁという気持ちで買ってみた。
帰りの船のなかでも、やっぱ宿泊すればよかったかなぁ?とか、もうどうにもならない事を考えてしまう場面もあって、宿泊したらしたで時間を持て余して小説ばかり書いていて、やっぱ帰ればよかったかな?なんて言い出すんだろうね。
自分の事だから、よくわかっている。
雨も降らずにいい天気で船も行きと帰りが出航してくれてトラブルなく仕事も終えられた事に感謝だね。
宿泊する気もないのに船が出なくて宿泊するのもなんだしね。
そういう最悪の事を考えると、今日はとてもハッピーだったなと思えるようになった。
そして、それを表情に出して笑う事もできるようになってきた。
宿泊しないという選択肢は、木梨憲武本からすると「自分らしくない選択」だったのかもしれない。
で、無事に終わったという事は嬉しい限りなんだけど、大島に居て「非常につまらなかった」という感情しか残らなかったね。
悪い意味で。
自由に行動できたのって、15分間のストリートスナップとお土産屋でお土産を選んで購入した3分くらいじゃないかな。
仕事だから当たり前だ!という意見も最もなんだけど、やっぱ「楽しい」を入れていかないとね。
何しに大島に来たの?と問われたら間違いなく「楽しみにきた」と答えるだろうね。
仕事にきた、ではなくて。
でも、今回は全く楽しめなかった。
から、もし次もあるようなら(諸島担当だからあるとは思いたい)次は無駄に宿泊して大島は楽しい場所だという認識に変えていきたいものだね。
何せ、前回は死にかけて、今回は全く面白くない。
最悪な印象しかないというオチになってしまったよ。

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